医療ソーシャルワーカー(MSW)の実践をもとに、人と社会に向き合い援助を続けるMSWの実践論である。疾病を個人の責任に留めず、社会的な背景や環境要因にも目を向け社会に働きかける専門職の養成を目標に、読者が、現代の医療福祉問題を自分たちの生きる社会の問題として捉えること、患者・家族など人々のくらしの実態を把握することができるように構成。執筆者は現職のMSWや医療福祉現場などの経験を有し、多様な領域の実践経験を元に現代の医療福祉問題に関わる多くの事例を提示した。MSWの実践から学ぶことは、困難や苦悩に遭遇した人々から学ぶことであり、一つひとつの事例に敬意を払いたい。