AIは便利な道具なのか。それとも、やがて人間の判断を奪い、社会と国家を支配する存在になるのか。
チャットGPTの急速な進化、戦場で標的を選ぶ軍事AI、偽情報とサイバー攻撃、雇用を脅かす自動化、膨張するAIバブル、そして激化する米中AI覇権競争。人工知能の進歩は、人類に未曽有の繁栄をもたらす一方で、文明そのものを揺るがす危険をはらんでいる。
巨大AI企業は何を目指し、トランプ政権はなぜ開発を加速させるのか。AIは人間の知能を超えても、意識や倫理を持つ「人間」になれるのか。そして日本は、米国製AIに依存するだけの「AI植民地」で終わるのか。
暴走、雇用喪失、偽情報、AI兵器、監視社会、権力集中、格差拡大──。
国際政治・中国問題を長年追い続けてきた評論家・宮崎正弘が、AI開発の熱狂と危機を、軍事、経済、宗教、倫理、半導体、日本の安全保障という多角的な視点から検証する。
AIは知識で人類を超えても、「人間」にはなれない。
技術の進歩に浮かれる世界へ警鐘を鳴らし、人間と国家の未来を問い直す衝撃のAI文明論!