子どもと家族の笑顔を引き出すOT技術書
小児領域の作業療法士として30年以上の臨床経験をもつ著者が、その情熱と温かい心をもって、作業療法技術と知識の理解と活用の仕方を、次の世代に伝えたい、そして明日の発展への提案をしたい、との思いから本書は執筆されました。
本書では、主にスタンダードな技術の根拠を、発達障害をもつ子どもの特性と基本的ADLの制限から解説しています。さらに、子どもと養育者の生活のいとなみの評価と解釈から、子育て支援とADL支援のための作業療法計画を具体的に示してあります。このような子どもと活動、養育者、作業療法士の交互作用(transaction)の様子をイラストで綴ることで、絵本を読んでいる感覚で作業療法の感動をお伝えします。
若いOTは、子どもたちの生活の活動のなかで、“出来たと、楽と、能力の輝き、笑顔を引き出していくとき”に、本当の作業療法の技術を習得したことに気づくはずです。本書はその手助けとなるADLの専門書です。
若いOTのみならず、保育士、教員、福祉施設職員、OT・PT学生、そして発達障害をもつお子さまのご家族の皆様にも読んでいただきたい一冊です。