スピリチュアルケアを展開する井上ウィマラ氏による看護のための対人援助論
子育てからホスピスまで、仏教瞑想と心理療法を統合しつつスピリチュアルケアを展開する井上ウィマラ氏による看護のための対人援助論。看護上の困難な事例を仏教心理の視点から読み解きながら、生老病死の苦の渦中にある患者と家族へのかかわりの在りようを説く実践書。
患者や家族の病気に対する不安や回復への想いなどをどのように聞き取り、どのように理解・共感し、具体的にどのように関わっていくことができるのか、あるいはどのようにしたらチームスタッフ同士が互いに理解し合い、成長し合うことのできる連携が可能なのか、仏教の教えを心理の視点からわかりやすく説きつつ、具体的な方法論を提示する。
看護学生や看護教員の方、すでに臨床で活躍されている看護師の方はもちろんのこと、ケアに関わる方、あるいはスピリチュアルケアに興味がある人も含め、対人援助に関わるすべての人にお勧めする読み応えのある1冊。