もっと知りたい!理解したい!ダウン症のあるきょうだいのこと
ダウン症のある子どもの支援は、当事者の子どもだけでなく、周りにいるお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、そしてきょうだいのことを忘れてはなりません。
本書は、ダウン症候群の研究で世界から注目されており、自らもダウン症のあるきょうだいがいるブライアン・スコトコ医師が、30年以上にわたってさまざまな障害のある子どもたちの親やきょうだいのための支援プログラムを実施しているスーザン・レヴァイン氏と一緒に、実際のワークショップを通して、ダウン症のあるきょうだいがいる人の疑問や悩みを集め、その項目に対するアドバイスと情報をたいへんわかりやすくまとめたQ&A集です。
主に、小学校高学年以上からを対象として書かれ、
「ダウン症って?」、
「ダウン症はうつるの?」、
「“普通の人”は、なぜダウン症のある人たちをからかうのですか?」、
「ダウン症のあるきょうだいは大きくなったらどこに住むの?」、
「もし自分の両親とダウン症について話すのがいやだったら、ほかにだれに相談すればいいですか?」、
「どうして妹は私のプライバシーを守ってくれないの?」、
「ダウン症のある私の兄は高校を卒業できますか?」、
「ダウン症についての団体にはどのようなものがあるでしょうか?」、
など、現実的な疑問や悩みに実践的に応える内容となっています。
今回の翻訳は、病院などで働いている専門家、家族にダウン症のある子どもがいるお父さん、お母さんたちの協力を得て完成しました。
きょうだい、ご家族だけでなく、臨床家、教育関係の方々にも一読の価値のある1冊です。
※本書は、小学校高学年くらいから読めるように、わかりやすい言葉を使い、読みにくい漢字にはふりがなをつけています。
少しむずかしい言葉や日本ではなじみのない言葉には日本語の翻訳者が説明を入れています。