父、芹沢光治良、その愛
  • 発売日:2020/04/01
  • 出版社:明窓出版
  • ISBN:9784896344134

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父、芹沢光治良、その愛

父、芹沢光治良、その愛

通常価格 1,870 円(税込)
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  • 出版社:明窓出版
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    商品説明
    次女・野沢朝子(ともこ)氏が綴った、在りし日の“父親として”の芹沢光治良。
    戦後の困難な状況下にありながら、その愛によりもたらされた、温かく慈しみ深い生活が丁寧に描かれる。

    生涯を文学に捧げた彼の実像と、慈愛に満ちた人生をたどりながら、
    いつもそこにあった「愛」を感じ、薄れゆく昭和を回想できる珠玉のエッセイ。

    今なお多くの人の心に寄り添い、魅了し続けている芹沢作品ですが、
    近年は若いアニメファンにも注目され、ファンの裾野が広がっています。

    本書は、親子水入らずで一家団欒に興じる姿や、将来に悩む朝子氏に送った書簡など、これまで語られることが少なかった素顔が垣間見られる、文学的に大変貴重な記録でもあります。



    第一章 山荘
    はじめに病みてよりこころ弱りて山荘に父の香のこる机待ちてあり

    I
    見上げ暗き夜道はとめどなく東京逃れよくぞ歩きぬ
    娘(こ)ら四人飢ゑたる日々の戦の日いかに耐へしや吾(あ)の父母
    あたたかき父の手添ふる病床にもみぢ燃え立ち吾はめざむる
    山を下り共に生きなむ茶室から肩を寄せ合ひ明日にむかひて
    自然の深き青葉に抱かれて心なごみて遠き日思ふ
    ほがらかにあかるく動く姉なりき幸せうすく世を去りにけり
    元旦に突然羽ばたき飛立ちぬ歌に送られエンゼルに守られて
    わが姉の命ながらへ生くるとも満ち足らぬまま耐へて生きなむ
    意思強き友のえらびた人生は世俗はなれて神一筋に
    あの日から頼り頼られ慎ましく初心忘れずわが家築きぬ
    休みなく働きつづけ逝きし夫(つま) 老いて楽しむゆとり知らずに
    娘(こ)の奏すバイオリンの曲に拍手なる胸に沁み入る忘我の余韻
    わが娘(こ)への譲れぬ愛にかたくなな悲しきバトルよくぞ越えたる
    純粋な童女のごとき母なりき家族を愛し縁のした支ふ
    美しき天の調べに包まれて実相の世界よりもどらぬ父
    きよらなる山荘丸ごとわが宝緑溢れて吾を迎ふる
    死ぬ日まで煙草求めしわが夫(つま)と諍(あらそ)ひし日の悔いを残しぬ

    II
    祈り
    感謝
    頑張って!
    大切に生きよう
    風よ
    弱きもの

    第二章 導かれるままに

    1神をめぐって
    2播州の親さま
    おたすけ
    戦争を経て
    人が神
    晩年朝日神社
    播州の親さまと天理教
    親さまの教え
    3存命のおやさま
    チベット
    4聖母マリアさま
    グアダルーペ寺院褐色の聖母マリア
    奇蹟のメダル愛徳姉妹会聖堂
    ルルド
    ヌベール
    ファチマ
    秋田の催涙された聖母像
    聖母マリアの家
    聖母マリアのチントーラ
    5聖母アンマのダルシャン
    6母なるものに支えられて
    7宗教について
    8死について
    9晩年の父
    10『芹沢光治良戦中戦後日記』

    おわりに

    娘へ 芹沢光治良
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