きみやぼくや空や街に、私たちはいつも、最果タヒの言葉を見つけている。
現代詩手帖賞、現代詩花椿賞、
中原中也賞、萩原朔太郎賞4冠!
現代を代表する詩人の、最新詩集。
詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の映画化、
ホテルとのコラボ「詩のホテル」、全国各地での個展開催、
人気アーティストへの歌詞提供、「詩のプラネタリウム」上映、
教科書への作品掲載、詩集・エッセイはのきなみ即重版……
唯一無二・縦横無尽の活動の末に
満を持して届いた約2年ぶりの詩集!
今、書かれ、今、読まれてほしい43篇。
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命を削るのは命の綺麗なところを残していくため。
傷んだところから削り落として、
いつもみずみずしい果物のような表面が、
わたしの瞳としてきらめいている。
老いる、老いる、きらきら老いる。人を、信じてください、
ひとりでいいから。その人を信じたらどこまでもいけますよ、と、
きみはわたしに言い、ずっと果てのもうおしまいの命のところを、
川の始まりを、指さしていた。
「きらきら老いる」より
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