瑞泉庵の日々

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商品説明
「瑞泉」は池宮喜輝の雅号で、沖縄学の大家・東恩納寛惇から贈られたもので首里城の瑞泉にちなみ「中山第一」の意であるという。
第一章は琉歌や狂歌に関する原稿。第二章は沖縄の歌人にまつわる伝説や琉球音楽楽曲にまつわる話などをまとめたもの。第三章は綱引きやエイサーなど民俗芸能に関するものや沖縄の盆栽・マッコーに関するものなど。参考資料として音楽を始めることになった話などのインタビュー記事と座談会を収録した。
解題は琉球語の研究者・西岡敏氏による「琉歌、沖縄語のテキストとして」。
巻末に本書の出典・参考資料、池宮喜輝年譜を収録した。

・本書「解題」(西岡敏)より抜粋 
 最後に、本書の最も惹かれたところについて書いて綴目としたい。「惹かれた」とは書いたが、それはどちらかと言うと私にとって課題と思われる部分である。それは、初見では到底理解できない沖縄語のテキストが本書に数多あるということである。数多あることの素晴らしさは、豊富に集められた琉球狂歌またはエイサー関連の歌詞を逐一とってみても感じるのだが、同時にそれら多くの言語テキストとしての意味解釈が、現状、私にとって難しいことを考えると、琉球語の研究者でありながら、自分の不甲斐なさを痛感するのである。
目次
口絵  
凡例 

第一章 琉歌と狂歌
 第一節 琉歌 
亡びゆく琉歌の記録 
琉歌の演奏と思入れ 演奏用分類解説琉歌集について 
解説琉歌集 
琉歌(池宮瑞泉作) 
  ◆書簡二通  

 第二節 狂歌
琉球狂歌漫筆 
狂歌集 


第二章 歌人と歌 — 伝説を訪ねて
 第一節 女流歌人伝説
遊女よしや鶴伝説探訪記 
遊女よしや鶴伝 
 鶴、花の島に渡る /よしや鶴と琉歌 /よしや鶴詠の歌 /よしや鶴伝説について(金城氏の指摘に答えて) 
美声北谷真牛伝 
歌人恩納ナヘ女伝
 恩納ナヘ女詠歌集 /朝薫と恩納ナベ 

 第二節 琉球音楽楽曲にまつわる話など
伊野波節の伝説 
 伊野波節について(西平氏の疑問に答えて)  
平敷節の伝説
辺野喜節の伝説
ハンタ前節について 
昔蝶節について 
琉球音楽の鼻祖赤犬子
墓と歌三味線
  ◆芸能所感


第三章 民俗芸能私見ほか
 第一節 伝統行事の芸能 
爬竜船の由来と起源
七月エイサーの歴史
エイサーの歴史 コザのエイサーコンクールを審査して
那覇四町大綱の歴史
  ◆琉球人の手拳は命取り 
 第二節 その他の芸能/マッコーの話 
チョンダラーの伝説
みろく代とふたがちゃの御代 
盆栽の王者マッコーの歴史  

〈参考資料〉
私の音楽修行時代 
川崎有志座談会

解題 琉歌、沖縄語テキストとして  西岡 敏

本書の出典・参考資料  
池宮喜輝年譜 
あとがき
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