第26回日本自費出版文化賞 グラフィック部門賞受賞
日本の良き景色を残した町や村には白い軽トラが良く似合う。
写真家がカメラを向ければ必ずどこかに軽トラが潜んでいた。
細い畦道、険しい山道、島の路地の移動や運搬など、使い勝手の良さから田舎ではさまざまな場所で重宝される軽トラ。日本の田舎でカメラを向けると、どこかに潜み、また邪魔な存在となること暫し。しかし、先の様子が分からない不慣れな田舎道では、人に出会わず不安が増す。その中、軽トラを発見すると安堵する。いつしか田舎では軽トラを探している自分がいる。 山本典義