2006年4月から中学校で使用される歴史、公民教科書は今、アジアから、世界から注目されている。「従軍慰安婦や強制連行などの記述が教科書から減ったことは大変よいことだ」などの文部科学大臣の発言をはじめとして、国内では教科書に国際感覚を欠如した圧力が強まっている。
「広い視野…国際社会に生きる民主的・平和的な国家・社会形成者」(中学校学習指導要領)を育てるための教科書が、いま、問われている。本書は06年度から使用される歴史・公民教科書すべてを分析。社会的事象や歴史的出来事を正しく伝えているか、子どもたちの学習に適切に配慮されているかを検討する。
教職員、教育関係者、研究者はもちろん、保護者・市民にも日本の教科書の現状と問題がわかる最適の一冊。