熊楠研究 第7号

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熊楠研究 第7号

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 『熊楠研究』は南方熊楠の第一級研究者が集まり、熊楠の膨大なる自筆資料や蔵書を渉猟・調査・研究したその結果を、論文形式で新規に発表する年刊シリーズです。

 熊楠自身の著作は、没後約10年の戦後間もない1950年代に出された全集12巻(乾元社版)と、1970年代の全集12巻(平凡社版)により発表されています。また1980年代後半に、熊楠の日記が全4巻(八坂書房)で出されました。80~90年ごろには熊楠ブームが起こり、その中で1987年に南方熊楠邸保存顕彰会が設立されました。
 顕彰会と、のちに南方熊楠資料研究会となるメンバーは、熊楠の遺族と協力して、熊楠が遺したあらゆる資料を整理し、調査し、共同作業のなかで新しい発見をしていきました。
 当時の調査で、熊楠の論文・日記・書簡などの著作の総数は、『全集』や『日記』として既に発表されているものの3倍以上にのぼることがわかりました。
 これらの調査結果を継続的に報告するためにできたのが本シリーズです。未発表の論文や、新発見の熊楠関連資料などを掲載していきます。

 第7号には、熊楠研究最高峰のシリーズにふさわしい錚々たる著作たちがさまざまな分野における論文等を発表しています。

★原田健一「神社合祀反対運動における自然環境保護と入会権の相克―その「運動」の限界と可能性をめぐって―」
★原田健一編 参考資料「「神社合祀反対運動」をめぐる新聞掲載文章」
★志村真幸「ニホンオオカミは「いつ」絶滅したのか?―平岩米吉と南方熊楠―」
★田村義也「南方熊楠未公刊英文論考の成立経緯―『ネイチャー』投稿論文について―」
★小峯和明「南方熊楠の『今昔物語集』 ―説話学の階梯・大正篇 ?―」
★田辺・南方熊楠翻字の会編「南方熊楠日記―一九一九(大正八)年五月~八月―」)
★吉川壽洋編「『課余随筆』巻之九目録(上)」
★東京・南方熊楠翻字の会編「土宜法龍宛南方熊楠書簡―南方邸所蔵未発表分―」
★田村義也・雲藤等編「辻清吉・南方熊楠往復書簡」
★東京・南方熊楠翻字の会編「小畔四郎宛南方熊楠書簡―第四回・一九二九年(上)―」
★原田健一編「南方熊楠の未発表筆写原稿」
★郷間秀夫「南方熊楠と博物学者白井光太郎」
★雲藤 等「南方熊楠の記憶構造―和文論文の検討を通して―」
★田村義也編「南方熊楠未公刊英文論文草稿―『ノーツ・アンド・クエリーズ』関連―」
目次
1章
原田健一「神社合祀反対運動における自然環境保護と入会権の相克―その「運動」の限界と可能性をめぐって―」
原田健一編 参考資料「「神社合祀反対運動」をめぐる新聞掲載文章」
志村真幸「ニホンオオカミは「いつ」絶滅したのか?―平岩米吉と南方熊楠―」
田村義也「南方熊楠未公刊英文論考の成立経緯―『ネイチャー』投稿論文について―」
小峯和明「南方熊楠の『今昔物語集』 ―説話学の階梯・大正篇 ?―」

2章  (解説と翻刻)
田辺・南方熊楠翻字の会編「南方熊楠日記―一九一九(大正八)年五月~八月―」)
吉川壽洋編「『課余随筆』巻之九目録(上)」
東京・南方熊楠翻字の会編「土宜法龍宛南方熊楠書簡―南方邸所蔵未発表分―」
田村義也・雲藤等編「辻清吉・南方熊楠往復書簡」
東京・南方熊楠翻字の会編「小畔四郎宛南方熊楠書簡―第四回・一九二九年(上)―」
原田健一編「南方熊楠の未発表筆写原稿」

3章  (論文)
郷間秀夫「南方熊楠と博物学者白井光太郎」
雲藤 等「南方熊楠の記憶構造―和文論文の検討を通して―」

(解説と翻刻)
田村義也編「南方熊楠未公刊英文論文草稿―『ノーツ・アンド・クエリーズ』関連―」
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