1978年、日本で映画「サタデー・ナイト・フィーバー」が公開。空前のヒットとなり日本にディスコブームが訪れるが、それをさかのぼること1960年代後期からソウル・ミュージックを愛し、ディスコブームの礎を作った男がいた。その男の名は「江守藹」。イラストレーターとしてソウル・ミュージックのレコードジャケットを数多く制作、それだけでなく音楽&店舗プロデューサー、DJ、ダンサーとしてソウル・ミュージックの普及に努めてきた。
本書は江守氏の自伝とも言える内容で60年代ソウルとの出会いから、70年代のソウル・ディスコブームの裏話などを交え、70年代ディスコの創成期に奔走した氏の足跡を辿っていく。また、当時の写真をふんだんに取り入れ、イラストレーター「エモリ・AI」が手掛けたジャケットワークも可能な限り収録。70年代ソウル・ファンだけでなく、80年代ディスコブームを通ってきた人々、またそれらを知らないヒップホップ世代にも響くディスコの歴史を紐解く一冊。