子どもたちが、予測不可能な社会の中で生き抜く力を身につけていくために。
園内研修により組織としてのまとまりを生み出し、それが一人一人の保育者の力量を高め、保育の質向上に繋がっていく。園内研修を軸とした組織変化のプロセスの4つのフェーズの各段階にある、様々な園が、
・どのような課題を感じ、
・どのような工夫を凝らして研修を実施し、
・それが、どのように園の職員に受け止められ、
・組織がどのように変わってきたのかを、
実際の保育現場で職員をまとめていく「ミドルリーダー」の視点からとりまとめる。
保育について話しあい、学び続ける組織に向けて。
(本書は、一般社団法人 大阪府私立幼稚園連盟の教育研究所の2年間にわたる研究プロジェクトの成果をまとめたものです。)
はじめに:第31次プロジェクト
第1章 理論編 園内研修から保育の「実感」へ
1節 はじめに
2節 これからもとめられる就学前施設での子どもの育ち
3節 園内研修の役割
4節 園内研修を組織の育ちにつなげる
5節 実践編にむけて:大阪府の私立幼稚園との2年間の取り組み
6節 本書について
第2章 実践編:研修をやっていこう
保育や子どものことについて個人の思いをどうやってみんなに発信すればいい?
先生同士が相談しやすい職員関係を作るにはどうしたらいい?
子ども理解や子どもの育ちを共有する研修はどうやって始めたらいいの?
子ども理解? 子どもの姿とは?? 子どもの興味関心を深めるためには??
明日の保育が楽しみになるには?
第3章 実践編:研修リーダーシップをとっていこう
ふだん聞けない疑問や保育の悩みを気軽に聞けるようにするためには?
補助教職員がチームの一員として積極的に保育に入り、子どもと関わるには?
自分たちで環境構成を変えていくようになるためには?
ミドルが主体になってしまわないためには?
第4章 実践編:研修の価値をあげていこう
いくら研修をしても職員間の信頼関係がないと本音では話せない!
担任の先生達にとって研修が自分事になっていないのでは?
お互いの保育観がわからない!
隣のクラスがどんな保育をしているのかわかっていない!?
「子どもの育ちの語りあい」「職員間の話し合い」は大切!! でも...事務時間の確保や様々な働き方の職員がいる中で特に勤務時間外の夜に行う研修が職員の負担になっている?
障がい児保育を通して、臨床心理士と共に保育士が主体的に意見を交わし保育の方向性を見出していく
第5章 実践編:研修で学び続けていこう
学年を超えて子ども達の姿が共有でき、教育課程と子どもの姿をつなげ
行事を通して子ども一人一人が主役になる
おわりに
(本書には多数、写真、図版が含まれます。それらをカラーにて閲覧されたい方は、特定非営利活動法人ratikのwebサイトにて販売している電子書籍版をご購入ください。)