日本における実験映画およびビデオアートの先駆的な作家である出光真子、
創作活動の全貌を振り返る大規模回顧展にあわせ公式書籍刊行!
1960年代にアメリカ滞在を経て制作を始め、女性の生き方や家族、メディアと社会の関係を主題に、フィルムや当時のビデオを用いた作品を発表しました。
とりわけ1970年代以降のビデオ作品では、テレビ・メロドラマの語法を取り入れながら、母と子、夫婦関係、女性の社会的役割といったテーマを独自の視点から描き出しています。
近年は、ジェンダーや身体をめぐる国際的な議論の高まりのなかで、その実践があらためて注目されています。
⚫︎出光真子、マイケル・ゴールドバーグ、2本の作家インタビューを掲載
⚫︎論考4本:斉藤綾子(映画研究者、明治学院大学名誉教授)、笠原美智子(写真評論家、長野県立美術館館長)、田坂博子(東京都写真美術館 学芸員)、遠藤みゆき(東京都写真美術館 学芸員)
※タイトルにある「おんなのさくひん(What a woman made)」は、映像作家・出光真子の評価を決定付けた、初のビデオ作品(1973年)のタイトルを用いています。