有明海の中央に浮かぶ湯島は「ネコの島」として知られています。
ネコの島と呼ばれるところは全国に数多いのですが、湯島は国立公園にも指定されているだけに景観もすばらしく、また、渡航が大変という離島のイメージとは逆に、交通の利便性も高いところです。
また、江戸時代に禁教令の原因となった島原の乱の舞台の一つでもあります。
一揆勢の総大将としてまつりあげられた天草四郎は紅顔の美少年で――という伝説もあって、ドラマや映画にもなっていますが、天草四郎がうまれたところと島原半島・原城との間にある有明海の、そのちょうど真ん中に浮かんでいるのが湯島なのです。
歴史的遺跡も多く、また島からは激戦の地・原城址が、また原城址からも湯島が目と鼻の先に見えます。
ネコの島というだけに、飼い猫もノラ猫も数多くいて、しかも人になれているので、ネコカフェ風にまったりとするのにも向いています。
雲仙・普賢岳をまじかに望む白亜の灯台からの眺望はすばらしく、しかもその灯台にはネコが何匹も描かれていたりするのです。公共の建造物なのに、官も民も熱い!
ネコが好きな人、普通の観光地にはたいがい行ったよという旅なれた人にも新しい発見がある――そういう島の、そこで暮らすネコたちの写真集。