【社会貢献出版事業】
本書の書籍収益(本書の発行所(日本マネジメント総合研究所合同会社)が受け取る書籍販売収入から税金支払いが必要な額を控除した全額)は、国連機関や各種の社会貢献団体(公益法人やNPO法人等)や災害復興支援活動に充当されます。
【編著者のことば】
公園の研究を始めるにあたって「公園って誰の場所?」、「公園って誰が使えるの?」、現代の公園の意義って何なのだろうかという点に関心を持ちました。実際に2ヶ年度の外部研究費採択を受け、「冒険遊び場と公園」「専門性のある公園~スケートボードパーク」観察調査を行っていく中でこの関心は更に深まっていきました。
調査を通じて感じ考えたことの1つとして最近の公園は、“自由”より“管理・統制されている”のではないかと思いました。
様々な公園を観察する中で印象的だったのは、新前橋駅前にある北新前橋公園(群馬県前橋市)、プールがあるわけでもないのにプールなどにあるシャワーが設置されていました。どのような目的で設置されているのかを興味を持ちました。
また黒沢池近隣公園(千葉県八千代市)は、東葉高速鉄道の車中から見えるインパクトの強いあるアスレチックがあり、近隣公園でありながら“すごい”と感じました。
公園は、それぞれの地域性や特性があり、魅力的、探究心を擽る場所であります。
第一章~第六章は、公益財団法人大林財団より研究助成(2019年度、2022年度)採択を受け実施した研究調査の成果報告論文と一部描き下ろした内容で構成をしました。
本調査を経て、法学研究では文献資料研究が中心であるが、子ども学や安全工学の研究では、実態を見て知り、実態から学ぶことが多くありました。
第七章では、これまでの調査研究(観察調査先)や各執筆者がおすすめする公園とその理由をまとめています。
それぞれの視点、フィールドから自由にまとめています。執筆にあたって八洲学園大学犯罪学ゼミでの施設参観の帰りの電車の中やリカレント研究センターのオンライン会議で「どこがいいかな?」「ここはどうだろうか」「ここの屋上のオープンスペースは・・」などと活発な意見交換も行いながら、調査先を決めた経緯もあります。
今回は、関東地方、特に南関東が中心になっています。
第八章では、生涯学習の研究・探求を行っている八洲学園大学学生、同リカレント研究センターリカレント研究員、保育者養成校の教え子(卒業生)である保育者(保育士・幼稚園教諭・養成校勤務職員)がそれぞれのフィールドから見た公園についてColumnをまとめています。
非常に読み応えのあるColumnになっています。
本書を通して生涯マネジメント、生涯学習としての今後の学びに活かして欲しく思います。また執筆者もさらなる公園の魅力に気づきこれからも継続的に研究を行っていきたく思います。