楠都 第一巻

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商品説明
●秀彬は、深夜の泥棒を手作りの頑丈な木刀でコテンパンにやっつける。●東京の最高学府で独文学を専攻した父の尭之と芸術に詳しい母の美紗子、二歳年上の姉の美里との日々は楽しい。尭之は造園業と樹木医で覆面作家活動をしている。母は仕事の合間に読書に励む女性である。両親は自宅道場で合気道の稽古に励む。尭之の鍛錬は秀彬からも激しく圧巻だった。●秀彬は遠くから呼ぶ声が自分の中で響いている様に感じる。疑問を両親にぶっつけると両親は一緒に考えてくれる。美紗子は〝私の作品は、私の生き方よ〟と喝破する女性だった。●〝なぜ人間は生まれたか〟等の疑問を解きたい秀彬だ。〝遠くから呼ぶ声は自分の使命へと誘う呼びかけ〟と知り、生まれた疑問への答えを真剣に求める。(全て人は改善点を宿題に持って生まれ、欠点のない人はいない、だから偉ぶることはない、生まれる赤ん坊が両親を選んで生まれる等々)を両親から知る。●美紗子と喧嘩し凍てつく雪の夜に家を出て行った尭之を、裸足で追う秀彬の必死の振舞が一家を救った。●海水浴で秀彬は足がつって溺れ死んだ。心肺停止になり、魂だけになって意識の世界を旅する。守護霊の女性〝ヒカル〟に付き添われ意識の旅をし秀彬は貴重な経験を積んだ。ヒカルに教えられ〝夭折する子供たちが両親に真の愛の意味を教える真実〟〝自分に起こった事は宇宙の全てが記憶する〟〝人は生きている限り学び続ける〟〝人間にとって真に大事なものは何か〟を理解し、科学的、世界的な真実を多く知る。その後、尭之の必死の蘇生術で秀彬は生き返る。救ったのは隣家の由子の絶叫だった。尭之に非常事態を教え発見が間に合ったのだ。秀彬は家族の元に帰った歓びをかみしめる。●由子と美里や秀彬の交友が始まる。秀彬と由子は親友になっていった。二人は林で男女の秘密の場面を垣間見る。秀彬に懇願され、由子とはお互いに全てを教え合う親友になった。●学校での激しい喧嘩に秀彬は勝ったが剣鍔でダメージを受け、尭之から合気道の稽古を受け強くなっていく。●大晦日の夜、熊本の西の三つの岳の縦走は、由子との思い出になった。●春、秀彬は合気道の町道場に通い始め、間もなく、師範の受け身役もこなし始める。●春の日、尭之の部屋でレコードを聴きながら涙を流している由子を見て人の心を感動させるものをモノにしたいと秀彬は思い始めた。人を感動させる芸術家になりたい、と。●楠の花の香りが流れる熊本を「楠都」(なんと)と命名した秀彬に〝あなたは詩人よ〟と大喜びの美紗子だった。●梅雨、熊本を激しい豪雨が襲う。由子の家が崖崩れで全滅、生き埋めの由子は逝ってしまった。親友の由子との悲しい永遠の別れだった。教えられて、毎日、『ポアの行』をする秀彬。通夜や葬式で〝人間の生と死〟に直面し、本質的な問いを持つ。(自分は諸問題への回答を求めていき、求道の果てに〝作家〟になる、という予感を抱いた)。●生と死とは何か、学び始めていく秀彬。『デミアン』のアブラクサスの神や、ダンテのベアトリーチェの話を両親から聞く。速読もマスター。由子の葬式と永遠の別れに出会って、秀彬は様々な事を理解していった。
目次
『楠 都』(なんと)( 万日山の誓い・熊本の光と影の青春 )    森山 光成 

第一巻 目 次 (第一章~第十四章)

『楠 都』まえがき 

『あらすじ』(作品の概要)

第一章深夜の闘い
 
秀彬(ひであき)が泥棒を攻撃・封じ込め 
警察への通報 
刑事の事情聴取 
機動鑑識隊の到着 
新聞記者の取材 
夕刊の記事と秀彬の鉄の剣製作 
父親の尭之に教えて貰ったG線上のアリア 
尭之の厳しい鍛錬 

第二章秀彬の家庭の毎日
 
秀彬の家族 
三剣豪の御前試合 
仮名手本忠臣蔵 十三段目 お軽・勘平の巻 
尭之と美紗子の生き方 
尭之の執筆と周囲の状況

第三章 冬の夜の秀彬と尭之の心の絆

三田家の両親の争い
秀彬の必死の振る舞い
尭之が家に引き返す
美紗子の涙と美里
平常に戻った三田家
美しい山本喜美子さんが三田家に

第四章 万有引力の法則

秀彬に生まれた基本的な疑問
万有引力がなぜあるのか
どうやって人間は生を受けるのか
根源の光明と法性のバルド
バルドについて
遠くから呼ぶ声は使命への呼びかけ
全ての人は改善点を宿題に持って生まれた
万有引力の法則は、霊界の存在の愛の表現
生まれる赤ん坊が両親を選んで生まれる

第五章 海水浴と秀彬の心肺停止・死亡体験

海水浴と由子の出現
秀彬が溺れ死ぬ
秀彬心肺停止のあとのできごと
秀彬が祖父と祖母に会う
秀彬は赤瀬の海岸に戻る
霊的存在の女性『光』、ヒカルさんとの旅(ヒカルさんとは守護霊)
光さんと一緒に見る光景
秀彬、自分の将来の姿を目にする
生まれてきて両親を恨む人たち
小さくして亡くなる子供たち
起こったことは、宇宙の全てが記憶する
人は、生きている限り、学び続ける
人間にとって本当に大事なもの
秀彬が自身の誕生の光景を見る
秀彬は三田家の両親の元へ帰りたかった
宇宙の始まりを目にする
秀彬、地球を見る
三つ巴の神紋について
心ある人々の日本への移動の決心
秀彬、二万四千年ほど前の地球に
太陽の真実の姿
百年後の世界
太陽系の実態と金星
火星について
第二の太陽系に移った人々
地球上のUFOについて
地球の政府に真剣な生き方を勧めた人々
地球の宇宙計画の現在
火星の現在の状況
ジャンプルームの存在
秀彬、赤瀬の海岸の両親のもとに返る
家族の元に帰った秀彬

第六章 由子との交友
 
秀彬の由子への第一印象
由子と秀彬、友達になる
家族と由子も一緒に本妙寺の頓写会へ
オオクワガタの繁殖
秀彬、由子と親しくなる
秀彬は、由子とぴったり息があってきた
思春期にさしかかった秀彬
性に目覚めてきた秀彬たち

第七章 秀彬と由子の秘密

男女の秘密を由子と垣間見る
由子の両親の教え
秀彬と由子だけの秘密

第八章 由子の創作ダンスと秀彬の学校生活

山での由子の創作舞踏
秀彬の家での生活と学校生活
秀彬の喧嘩
秀彬の本格的な合気道の稽古開始
友達の強化訓練

第九章 餅つきと大晦日の金峰山三の岳縦走
三田家のクリスマス
餅つき
大晦日から正月の金峰山、一、二、三の岳縦走

第一〇章 冬の日々

美紗子の風邪
秀彬の風邪
三田家での宴会
春一番と春の訪れ

第一一章 秀彬の中学入学

合気道の町道場での稽古開始
由子の音楽鑑賞と秀彬に宿った志の芽 

第一二章 熊本を襲った豪雨、由子の死

秀彬が熊本を「楠都」と命名
熊本地方を襲った豪雨
由子の家が崖崩れで全滅、由子の死
由子の死が決定的に
美紗子の由子たちへの『ポアの行』
『ポアの行』を秀彬へ美里が教える

第一三章 由子との別れ

由子の逝った現場
由子を思っての散歩
由子の為に『ポアの行』
秀彬の悲しみ
死者と対話する方法
由子のお通夜
秀彬の心に芽生えたもの
美里の秀彬への慰藉
秀彬の由子への就寝前の呼びかけ
秀彬と由子の目覚め前の対話

第一四章 人間の死とその後について
尭之と叔父さんの戦死直後の対話
学生時の尭之、死者の人魂を見る 
ユングの『デミアン』のアブラクサスの神
ダンテのベアトリーチェ
尭之の速読の勧め
由子と秀彬
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