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ひらく8

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商品説明
戦火が収まりを見せないロシアのウクライナ侵攻。
「ひらく」は、テレビやマスコミに氾濫しているロシア軍の戦略やプーチン政権内部の表層的な解説とは一味違います。
ロシア人の心の奥底に迫り、文明論・文化論から「ロシアの本質」を感じていただくために、「3つの論文とインタビュー」を揃えました。
若手の女性研究家で注目されている浜由樹子さん。
2024年で引退することを表明した日本を代表する指揮者である井上道義さん。
いずれもロシア人の本質に迫る素晴らしい内容です。

《保守の精神》は、佐伯啓思と大澤真幸が縦横に語る、痛みと懐かしさに包まれた対話篇で始まります。「保守の心」を巡る、誰もが納得する日本文化論です。
他に、日本古典の大家・三浦佑之。
アメリカ保守思想に通暁する会田弘継。切れ味鋭い論説が人気の中野剛志など、今を生きる内外の保守思想のあり方を、分かりやすく読み解きます。

本目の特集は、「ロシア帝国の美術」。
ロシア美術研究の第一人者、籾山昌夫さんによる、おそらく初の本格的なロシア美術史論考のお目見えであると自負します。
大地と宗教に裏打ちされたロシア人の美意識と、ロシア絵画の美しさの本質に迫ります。

この他、一般論考には面白く楽しい作品を並べてあります。
・片岡義男さんの「僕の戦後」は、昭和史の傑作。
・荒川洋治さんの「初期の『新世界』」は、芥川賞論として読める優れた文学論です。
・広井良典さんの「『火の鳥』2022」は、画期的な日本文化論の野心作。
・吉岡 洋さんの「美学のアップデート」は、いつもながらエスプリ溢れる語り口に惹き込まれます。
・イザベラ・ディオニシオさんの「日本文学の恋模様」は、日本文学を愛してやまない研究家による軽妙なエッセイ。イタリア女性にいにしえの日本人男女の恋はどう映るのでしょう。太鼓判の一編です。
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