• 発売日:2025/10/11
  • 出版社:七月社
  • ISBN:9784909544445

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久高島祭祀論

久高島祭祀論

通常価格 6,160 円(税込)
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商品説明
琉球祭祀の「古層」
沖縄島南部、その東方洋上に浮かぶ「神の島」は、冬至の朝、「てだが穴」(太陽の穴)に姿を変え、そこから再生した太陽が昇るという。その島で、かつて琉球国王「てだこ」(太陽王)の復活儀礼が行われていたのではないか? 久高島の地方祭祀から、失われた国家祭祀を復元する手がかりを探る。
目次

 一 本書の目的
 二 議論の歴史的舞台

Ⅰ 久高島祭祀の概略
 一 久高島の祭祀組織
 二 ノロとソールイの関係
 三 神の憑依の象徴──ハブイとシルサージ
 四 オナリ神信仰をめぐる問題

Ⅱ 久高島と地方祭祀 八月行事を考える
 一 ソールイマッカネーとマッティ
 二 ヨーカビーとテーラーガミ

Ⅲ 久高島と国家祭祀 国王の行幸をめぐる問題
 一 国王の久高島行幸
 二 久高島と国王の復活儀礼
 三 聞得大君の御新下りと久高島

Ⅳ ニライと「てだが穴」 地方祭祀と国家祭祀
 一 ニライカナイと東方聖地観
 二 ニライのふたつの系譜と祭祀

結びにかえて
 一 オナリ神信仰と宗教政策
 二 久高島行幸をめぐる問題


引用・参考文献
あとがき
索引
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