障害者雇用について、ドイツ・フランスの最新事情を踏まえた記述がなされている。障害者権利条約を批准する我が国は、海外の状況を見極めつつ、支援の方針を策定していくことになる。ドイツ、フランスと日本の障害者雇用を国際比較し、権利条約との関係、一般就労および雇用率制度、支援付き雇用、社会的雇用、福祉的就労などについてアクチュアルな情報をとりいれつつ、わかりやすく分析した。本書ではまた障害の定義と認定方法、職場での介助(ジョブ・アシスタント)、賃金補填、所得保障、インクルーシブな就労環境といった重要なテーマを扱っている。今後、日本においてどのような規制、支援がありうるかを提言しており、日本の障害者雇用の未来像がドイツ、フランスの規制と実践から明らかになるだろう。