イギリスの組織論学者リンダ・グラットンは、高齢社会における人生のマルチステージ化を提唱しています。これまでの時代が教育・仕事・引退という3ステージの画一的な人生だったとすれば、現代では各人が人生の理想を追求し、各ステージの順序やタイミングを自分なりにつくっていく時代であるとしています。 本書では、社会人大学院で学ぶというチャレンジをした社会人のマルチステージ人生を事例として紹介しました。執筆者たちは、大阪市立大学及び大阪公立大学の社会人大学院修了者を中心に、大学院で学んだことを共通点にして、それぞれが歩んできた道を語っています。ここに展開された物語には読み手にとってヒントとなる話がたくさん盛り込まれています。今、自分の人生の棚卸しや再出発を考えておられる方々、リカレントにより人生のバージョンアップを考えておられる方々にお読みいただき、執筆者からのメッセージを受け取っていただきたいと思います。