「だから一つひとつは「もの」にならないのですが、ある程度長く生きてくるといろいろやってきたことが積み重なって、「得体の知れないもの」が出来上がる。恐ろしいことに、それが一番しっくりくる自分だったんですね」
青木真兵「はじめに」より
なにかと不安の多い世の中で、自分なりの働き方を見つけたり、暮らす場所を変えてみたり、日々の些細な出来事に喜びを見出して、なんとかこれまで生きてきた。
明日のことはわからないけれど、
なんとなく生きる場所を自炊しながら、どうにかこうにか生きてきた(生きていく)11人のエッセイを集めたアンソロジー。
日々の生活のなかで抱えた不安は、そう簡単にはなくならないかもしれない。それでも、大人や若者がのびのびと生きられる世の中を考えたい。
だれかの生きる道のりに灯る、
小さな目印になるような1冊を刊行します。
装画・本扉挿画は、ミナクチヒヨリさん。