そのリフォーム、本当に「今」必要ですか?
リフォームは、人生で何度も経験するものではありません。だからこそ、いざ考え始めると、不安ばかりが先に立ちます。「この金額は高いのか、安いのか」「今すぐやるべきか、待ってもよいのか」「どの会社になら、安心して任せられるのか」。見積書を見ても何にお金がかかっているのか分からず、工事が終われば見えなくなる部分も多い。何を信じてよいのか、迷うのは当然です。
本書は、そんな施主の不安に、一級建築士でありリフォームパンセ代表親方として現場に立ち続けてきた漆崎隆一氏が、まっすぐ答える一冊です。会社の都合ではなく、お客様の暮らしを起点に、リフォームのリアルな疑問108問をQ&A形式で解説。費用と見積もりの読み解き方、後悔しない業者の見分け方から、水回り・外壁・屋根・窓・断熱・内装・間取り・収納・外構・耐震防災、そしてマンション・リフォームまで、自分で判断するための「ものさし」が手に入ります。
大切なのは、順番を間違えないこと。まず住まいの状態を知り、暮らしの困りごとを整理し、「今すぐ」「数年以内」「様子見でよい」工事を見分ける。その道すじを、現場を知り尽くしたプロが一つひとつ案内します。
リフォームの本当の目的は、新しくすることでも、見た目を整えることでもありません。寒かった風呂が安心して入れる場所になる。雨漏りの不安が消え、ぐっすり眠れる。段差が減り、年齢を重ねても住み慣れた家で暮らし続けられる――。
「いつものくらし。いつものしあわせ。」を守るために。
住まいに手を入れる前に、まず開いてほしい。後悔しない選択のための、確かな道しるべです。