敗れてもまた走れ

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出口治明氏推薦! 歴史と経済への深い見識なくして絶対に書けない労作



いまや、日本が誇るハイブランドの一つとなった「オニツカタイガー」。しかし、そのオニツカタイガーが、日本を代表するスポーツメーカーであるアシックス擁するブランドであることは、あまり知られていません。

アシックスの前身は、1949年に焼け野原の神戸で、戦後を代表する稀代の経営者・鬼塚喜八郎が興した鬼塚商会に遡りますが、喜八郎が最初に創ったシューズを「タイガー」と名づけたことを知る人も、多くはないでしょう。

タイガーのクオリティは、あっという間に世界を魅了しました。そのなかには、公認会計士の職に就きながら陸上競技への思いを断ち切れず、単身神戸に渡ったアメリカの青年もいました。ナイキの創業者フィル・ナイトです。

1964年の東京オリンピックで躍進したオニツカは、一流ブランドの仲間入りを果たし、海外のライバルとの死闘を繰り返して成長していきますが、なぜ、今日では考えられないスピードで世界を席巻し、敗戦直後にもかかわらず、喜八郎は世界と闘い続けられたのか。 

本作では、鬼塚喜八郎の軌跡を丁寧に追うことでその問いに向き合いつつ、理念と戦略、パーパスの本質、そして、なぜいまアシックスが世界企業へと羽ばたき、オニツカタイガーが人々を魅了するのかという核心までも、歴史と経済を知悉する財部誠一氏が描き出します。

構想9年。人物評伝の領域を超えた本作に、ご期待ください。


【目次】
第1章「裸足のアベベ」に靴を履かせる
第2章 戦争を生き延びた運のよい男
第3章 裸一貫、焼け野原の神戸で起業
第4章 「靴の鬼才」が「タイガー」を創った日
第5章 爆走する〝ベンチャー企業″オニツカ
第6章 「マメのできないシューズ」はできるか
第7章 東京オリンピックと決死の大勝負
第8章 会社を去る幹部、残った新卒一期生
第9章 海外メーカーとの仁義なき戦い
第10章 決勝日直前、スパイクを2ミリ削れ
第11章 さらばオニツカ、ようこそアシックス
第12章 未知の素材でナイキのエアに挑め
第13章 オニツカタイガーの華麗なる復活
第14章 箱根での完敗、そして再び頂上へ
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