山本哲士の資本論シリーズ。
性的資本論、知的資本論、情緒資本論、文化資本論、さらに政治資本論と刊行された(知の新書)資本論シリーズは、企業経済を実際に規定している象徴資本、想像資本、社会資本/パブリック、経済資本の次元へと深められていく。
企業体は象徴資本を見失って、綺麗事の想像的なものでの誤魔化し、欺きに陥って、何をしていいのか迷っている。経済は本来的に、信頼や名誉・敬意に関わる象徴経済であり、その象徴的生産様式が商品経済へ形式化・合理化されてきたに過ぎない。その限界の露呈に対して資本経済を開示。象徴資本はさらに国家から場所へと切り替えられること。