野菜師 オンデマンド AmazonKDP版

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商品説明
生食できる赤軸ほうれん草をきっかけに葉野菜の生食ブームの一翼を担った主人公、葉野菜農家の潮江旬菜・熊澤秀治氏(高知市)は、それまでゆでて食べるのが当たり前だったトウモロコシの「完全生食」に挑戦します。「生でも食べられる」ではなくて「生で食べるための」トウモロコシ。これまで秘密にしていた独自の栽培技術と、熊澤氏の周りで次々に起こる事件とは? 野菜のために生きる男の半生を描くノンフィクションストーリー。

ほうれん草など身近な葉野菜の味、おいしさは何で変わるのか? 畑の土の中で植物にいったい何が起こっているのか? という身近ながらよく知られていない謎を30年以上追い続けてきた高知県のカリスマ葉野菜農家の熊澤秀治氏を主人公として、すべて実名で登場する国内第一線で活躍する野菜流通のプロや料理人、研究者などが織りなす実話をつづった、野菜の物語。物語の横軸には作家・宮尾登美子さんと世界的な植物学者牧野富太郎博士ゆかりの幻の在来野菜「牧野野菜」発見のドラマがある。失われた野菜との突然の再会から小学生との食育まで、農家さんや青果関係者のみならず、料理人さんや学生さん、食に興味のあるすべての方に読んでいただきたい本。ドラマチックだがすべて実話。

そして、もう一つの主役はアブラナ科の葉野菜である幻の在来野菜「潮江菜(うしおえな)」。長年絶滅したと考えられていた在来野菜は「水菜の原種」だった? 潮江菜は一体どこから日本にやってきた? 調べようにも絶えてしまったと思われていた野菜の種子が、ある時復活。本書は35年に及ぶ氏の潮江菜探しと、その復活劇を克明に追う。

農業の最前線で独自路線をつらぬき、高い品質を目指すことが売れる農業になる唯一の方法だと確信する主人公の仕事論は、農業以外のものづくりフィールドでも通用する。
目次
01 野菜でてっぺんをとる
02 微生物が野菜をおいしくする
03 アミノ酸マジック誕生
04 トウモロコシは野菜?
05 サラダ野菜か、あるいは生野菜か?
06 めんどくさい一匹狼たち、集まる
07 味を評価するのはだれだ?
08 ホウレン草の根圏パラドックス
09 大地の料理人たちの冒険
10 カブかツケナか潮江かぶ
11 種子が、あった!
12 託された謎
13 多摩川の土手と寒椿
14 在来野菜は渡来野菜?
15 畑と食卓のあいだの人々
16 小学生、伊勢丹へ行く
17 トウモロコシが出荷できない!

 参考文献
 あとがき
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