GitLab CI/CDは、GitLabでCI(Continuous Integration)およびCD(Continuous Delivery/Deployment)を実現する仕組みです。
リポジトリの更新を契機として、ビルドやテストが自動実行されるだけでなく、開発ブランチごとの環境に動的にデプロイされ、更新した内容をすぐにレビューできます。また、アプリケーションを検証環境にデプロイし、最終的に本番環境へリリースするまでの工程を自動化できます。
本書では、実践的なサンプルプロジェクトでCI/CDを体験できます。また、環境の構築手順を示し、シンプルなKubernetes環境の導入やキャッシュの設定方法を紹介しているのも特徴です。
開発のプロジェクトに応用できる情報を集めた実践的な入門書となっています。
■パート1:パイプラインを基本から紹介
CI/CDの概念からGitLab CI/CDに関する基礎知識までを紹介します。パイプラインの設定ファイルである.gitlab-ci.ymlの記述について、段階的に説明していきます。
■パート2:サンプルプロジェクト
実践的なサンプルプロジェクトを使ってCIの仕組みを解説します。JHipsterを使ったJavaアプリケーションを題材に、ビルド/テスト/パッケージング/コンテナスキャンの具体的なコードを紹介します。
■パート3:デリバリーやデプロイ
CDの実践について解説します。開発された機能を集約し、マージリクエストの承認によって検証環境へのデプロイメントを実現します。さらに本番環境へ安全に自動デプロイする仕組みを構築して、運用の自動化を目指します。
■目次
パート1 GitLab CI/CDの基礎知識
第1章 CI/CDの基本とGitLab
第2章 パイプラインの仕組みとジョブの実行環境
第3章 シンプルなパイプラインを試してみる
第4章 ブランチごとのジョブとデプロイメントの制御
パート2 C Iプロジェクトの実践
第5章 CI/CD実行環境の構築
第6章 パイプラインの構成とアプリケーション
第7章 アプリケーションのビルドとテスト
第8章 コンテナイメージのビルド
第9章 アプリケーション品質向上のために
第10章 レビュー環境の自動デプロイメント
パート3 継続的なリリースの実現
第11章 検証環境へのデプロイ
第12章 継続的デリバリーの概要
第13章 各環境にデプロイする
Appendix GitLab CI/CD簡易リファレンス