いつもの見慣れた遠くの星が馬鹿に間近に
それも微笑んでいるように 見えました。
——はて 不思議なことも あるものだ。
セプト氏はその星にもっとよくピントを答せました。
そのとたんに……!
1月〜12月、各巻それぞれに春夏秋冬の季節の移ろいや毎月の行事を織り込みながら、ドラマティックでロマンティックな〈いのちの誕生〉を祝福する絵本。美しい色彩、愛らしい造形、独特の言葉のリズム、ユーモアとアイロニー、そして新しいいのちへの惜しみない愛情……五味太郎が〈絵本〉という表現の可能性を縦横無尽に使い、1冊ごとにバリエーション豊かな世界を作りだした12冊のシリーズ。刊行から45年をへた今もみずみずしく、五味太郎という作家の豊かな源泉のすべてを体験できる〈幻の初期傑作〉の復刊です。