樹脂めっき技術入門 電気・無電解めっきをゼロから学べる

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商品説明
書籍紹介※一部まえがきより抜粋
 めっきには電気めっきと無電解めっきがあり、無電解めっき技術の進展により金属のような導体だけでなく樹脂やセラミックスのような絶縁体にも適用範囲が広がってきています。
 本書は、めっき関連企業のエンジニアを対象とした入門書としてだけでなく、大学でめっきに関係する研究に携わっている学生にとっても役立つよう、めっきの基礎も含んだ内容として執筆されています。

第1章「樹脂めっきとは」では、樹脂へのめっき技術の概略が述べられています。
第2章「電気めっき」では、溶液化学の観点からめっき浴成分の働きについて述べると共に、電気化学の観点からめっき浴からの金属析出の速度論について概説されています。併せて、合金めっきや複合めっきについても説明。
第3章「無電解めっき」では、溶液化学および電気化学の観点から無電解めっき反応について述べた。特に電位−pH 図を用いて無電解めっき可能条件の推定について分かりやすく説明。併せて生産現場で問題となる“銅ふり”や“ノジュール”についても解説されております。
第4章「樹脂材料(プラスチック材料)」では材料化学の観点から、樹脂めっきの対象となる様々な樹脂材料について学ぶことができます。
第5章「プラスチックとめっき膜の密着性」では、めっきの密着性試験方法について説明すると共に、プラスチックとめっき膜の密着性の要因について“アンカー効果”を中心に理解が深められます。
第6章「樹脂材料へのめっき前処理工程」では、めっき膜の密着性向上のための樹脂材料の前処理工程について実用・検討されている技術を紹介。第7章「樹脂めっき工程」では、実用されている装飾用途の樹脂めっきの具体的な工程を示すと共に、開発段階にある樹脂めっき技術を紹介。
第8章「樹脂めっきの展望」では、樹脂めっき技術の現状と社会情勢を踏まえて樹脂めっき技術の展開を予測。
目次
目次

まえがき
1章 樹脂めっきとは
1. 1 樹脂めっきとは
1. 2 樹脂めっきの歴史
1. 3 樹脂めっきのメリット
1. 4 樹脂めっき工程の概略
2章 電気めっき
2. 1 電気めっきの原理
2. 2 めっき浴中のイオン
2. 2. 1 水和(アクア錯体)
2. 2. 2 錯イオン
2. 2. 3 生成定数
2. 2. 4 分率
2. 3 イオンの活量(イオンの有効濃度)
2. 3. 1 活量とは
2. 3. 2 イオン強度
2. 3. 3 活量係数の計算
2. 4 電極とめっき浴の界面(電気二重層)
2. 4. 1 シュテルンモデル
2. 4. 2 グラハムモデル
2. 4. 3 ボクリス - デバナサン - ミュラーモデル
2. 5 金属の析出過程
2. 6 標準電極電位
2. 6. 1 標準電極電位とは
2. 6. 2 標準電極電位(電極電位)の性質
2. 6. 3 金属/ 金属イオンの標準電極電位
2. 7 ネルンストの式
2. 7. 1 温度25℃ におけるネルンストの式
2. 7. 2 pH の影響
2. 7. 3 錯生成の影響
2. 8 めっき時のH2 ガスの発生
2. 8. 1 水の電位− pH 図
2. 8. 2 H2 ガス発生の表記
2. 8. 3 電流効率
2. 8. 4 水素過電圧
2. 9 めっき速度
2. 9. 1 電荷移動過程
2. 9. 2 物質移動過程
2. 10 電流─電位曲線
2. 10. 1 測定システム
2. 10. 2 電流−電位曲線の解釈
2. 11 水溶液からめっきできる金属とできない金属
2. 12 めっき浴
2. 12. 1 電位−pH 図
2. 12. 2 添加剤
2. 13 めっき浴の電気伝導
2. 13. 1 電解質水溶液の電気伝導率(導電率)
2. 13. 2 モル伝導率
2. 13. 3 イオンの移動度
2. 13. 4 イオンの移動度とイオンのモル伝導率
2. 13. 5 輸率
2. 14 浴電圧
2. 15 代表的な電気めっき
2. 15. 1 銅めっき
2. 15. 2 ニッケルめっき
2. 15. 3 クロムめっき
2. 16 合金めっき
2. 16. 1 合金めっきの原理
2. 16. 2 合金めっきの事例
2. 17 複合めっき
2. 17. 1 複合めっきの原理
2. 17. 2 複合めっきの事例
3章 無電解めっき
3. 1 無電解めっきの原理
3. 1. 1 置換めっき
3. 1. 2 自己触媒めっき
3. 2 無電解めっきの平衡論
3. 3 混成電位理論による無電解めっき速度解析
3. 4 無電解めっき浴
3. 4. 1 添加剤
3. 5 代表的な無電解めっき
3. 5. 1 無電解銅めっき
3. 5. 2 無電解ニッケルめっき
3. 6 無電解複合めっき
3. 6. 1 無電解複合めっきの実用事例
3. 6. 2 無電解複合めっきの事例
4章 樹脂材料(プラスチック材料)
4. 1 樹脂の定義
4. 2 樹脂の分類
4. 3 熱可塑性プラスチック
4. 3. 1 共重合体
4. 3. 2 立体構造
4. 3. 3 結晶性
4. 3. 4 転位温度
4. 3. 5 種類と特徴
4. 4 熱硬化性プラスチック
4. 4. 1 種類と特徴
4. 5 プラスチックの物性・特性
5章 プラスチックとめっき膜の密着性
5. 1 めっきの密着性試験方法
5. 1. 1 一般的なめっき膜の密着性試験
5. 1. 2 プラスチックとめっき膜の密着性試験
5. 1. 3 プラスチックと金属の密着性試験
5. 2 プラスチックとめっき膜の密着性の要因
5. 2. 1 アンカー効果
5. 2. 2 化学結合
6章 樹脂材料へのめっき前処理工程
6. 1 アンカー効果による密着性向上(ABS 樹脂)
6. 1. 1 重クロム酸処理
6. 1. 2 過マンガン酸処理
6. 1. 3 過硫酸処理
6. 1. 4 オゾン処理
6. 1. 5 UV 励起TiO2 処理
6. 2 アンカー効果による密着性向上(ABS 樹脂以外)
6. 2. 1 大気UV 処理
6. 2. 2 樹脂成分の工夫
6. 3 アンカー効果を用いない密着性向上
6. 3. 1 分子接着法
6. 3. 2 ポリピロール分散液塗布法
6. 4 触媒担持プロセス
6. 4. 1 二段階法
6. 4. 2 一段階法
7章 樹脂めっき工程
7. 1 ABS 樹脂へのめっき工程
7. 2 ダイレクトプレーティング
7. 3 ABS 樹脂以外の樹脂へのめっき工程
8章 樹脂めっきの展望
索引
著者紹介
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