民話の森叢書10 自然科学の作法 ―科学者はどう考えるか
  • 発売日:2026/09/04
  • 出版社:民話の森
  • ISBN:9784910603520

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民話の森叢書10 自然科学の作法 ―科学者はどう考えるか

民話の森叢書10 自然科学の作法 ―科学者はどう考えるか

通常価格 2,200 円(税込)
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商品説明
研究者はどのようにして「真理」を手にするのか。

科学は「ふしぎだと思う」で始まり、「なぞがとける」で終わる。その中間で、科学者は何を考え、どう研究し、どう生きているのか。

第一部「科学とは何か」は、仮説演繹法という科学の論理から出発し、研究の現場へ降りていく。「既知」と「未知」の境界を見極め、仮説を立て、検証し、論文にするまで。ジャック・モノーによるリプレッサーの発見を事例に、その思考の順序を追体験する。

第二部「科学者はどのように生きるか」は、研究へ向かう動機、科学者であり日本人であること、研究不正やブラック研究室といった科学の危機、そして社会の中での生き方を論じる。

線虫C. elegansの遺伝学を専門とし、国立遺伝学研究所長を務めた著者が、自らの研究人生をもとに書いた一冊。科学者をめざす人にも、科学者にならない人にも。若い人たち向け「謎解き科学」への招待。
目次
「謎解き科学」への招待――序にかえて

第一部 科学とは何か――科学者の活動としての科学

第一章 科学の論理――仮説演繹法について
 検証する精神/反証可能な知識/事例研究など
第二章 科学の現場
 基礎力の獲得/グライダーから飛行機へ/発見の方法と工夫/「限定的杜撰さの原理」/「なぜ」を問う/「既知」と「未知」の境界/推論で原因を求める/モノーの実験/遺伝学の手法/リプレッサーの働き/予測の導出と検証/論文は成功譚
第三章 研究を大所高所から眺め直す
 「旅に出る」/研究協力と人間関係/考え方の枠を問い直す/流行と競争への対応/旅の終わり
第四章 生物学再論
 多様性と共通性/分子生物学の歴史/これからの生物学研究/機械論について/無駄や偶然の意味/新しい概念の探索/文科系の学問との連携


第二部 科学者はどのように生きるか

第一章 科学へのモチベーション
 哲学からの離脱/才能と社会性/先の見えない迷い道/特別な経験
第二章 人間の行為としての科学研究
 心の世界と事物の世界/自然を「見る」こと/人間の知性の進化
第三章 科学者であり日本人であること
 言語と翻訳の問題/三人の科学者/真理の認識論と存在論
第四章 科学の危機
 科学から生じた害/研究不正とブラック研究室
第五章 社会の中で科学者はどう生きるか
 科学者の社会の中で/社会の中の科学者/二つの批判/科学者が伝えたいこと

注/あとがき
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