数年前のこと。私は、今から400年以上前に諏訪の地で活躍した、「永田徳本」という人物を知ることになる。調べれば調べるほど、知れば知るほど、ものすごい人物だったと感動した。
まさに「赤ひげ先生」。
現代のお医者様にとって、鏡となる人だと大いに興味をもった。
また、徳本先生は、武田信玄・信虎父子の侍医であったということは、もしかしたら諏訪御寮人(由布姫)とのつながりもあったのではないか、と思い始めた。
私の執筆の思いは、ますます募った。
そうして、ついに、本書の出版に漕ぎつけることになった。
あとは、読者のみなさんの想像力に託そうと思う。どうぞ、よろしくお願いします。
著者「まえがき」より抜粋
【目 次】
まえがき
第一章 永田徳本との出合い
震災から三年
徳本先生のお墓(藍塔)
私にできることって何?
ゲノム医療学会
ハチドリの物語
徳本という名前
第二章 アラモゴードへ
ひとりっ子
アメリカの女の子との文通
十八歳のロッタ
アラモゴードへ
空軍少佐の家
原爆のこと
結びつき
終戦七十年
原爆備考
第三章 大学から結婚へ
帰りたくない
芸能界
モデル・レッスン
皮ジャンの男
私の結婚、事故だった
中退、クラブで働く
とうとう限界が来た!
高速道路での事故
大手術
寝たきり
わんわん泣く
救われた!
失踪
離婚は人生再出発・明るい未来のはじまりなり
気づいてみたら私の脚が・・・
第四章 小説・永田徳本
百十八歳まで生きた永田徳本
武田信玄の「密使」
「信玄の棒道」
禰々御料人
金沢金山
徳本の薬草
稗の底村を訪ねる
焼き討ち
くの一・ましの
夢の中
すわ姫の指示
東御の忍者
信玄の腹の中
徳本の計略
ましのとの密談
小笠原長時の敗戦
第五章 仙人 永田徳本
徳本水(とっこんすい)
川中島以後の徳本
徳本が調合した薬草茶
あとがき