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スッタニパータ「犀の経典」を読む

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商品説明
最古層の仏典「犀の経典」
全41偈を明解に解説!
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◆宮崎哲弥氏推薦!◆
「犀の角のようにただ独り歩め」とは
あらゆる関係性からの独立宣言であり、
仏道を照らし出す灯火のような一句なのだ。
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覚りに達した聖者は、私たちが生きる世界をどのように分析するのか?
悩み苦しみが生まれる原因を明らかにし、
真の自由を獲得する道を提示する!

「犀の角のようにただ独り歩め」というフレーズで有名な「犀の経典」は、初期仏教経典「スッタニパータ(経集)」の第一「蛇の章」に収められている。全41篇の偈(詩)で構成されたこの最古層の経典は、覚りに達した聖者の見地から、私たちが生きる世界がどのようなものかを明らかにしていく。スマナサーラ長老の明解な解説で「犀の経典」の真意を理解し、自身の心を観察することで、悩み苦しみの原因を発見することができるだろう。「犀の経典」は自分の心に内在している汚れを落とし、自由を獲得するための教えなのである。

【目次】
序文 宮崎 哲弥
「犀の経典」の読み方
1 幻覚から目覚める
2 自由に生きる家生活です
3 善き友と歩む真理の道
4 無色透明の心
5 聖なる人は素顔で生きる
6 心の独立宣言
7 聖者は風のように

【本文より抜粋】
◆自己観察して悩み苦しみの原因を発見するためのマニュアル◆
この「犀の経典」は、自己観察するための、自分自身の悩み苦しみの原因を発見するためのマニュアルです。経典を読みながら、自分の心を観察してほしいのです。観察することで、「なぜ自分に悩み苦しみが生まれるのか?」という、その原因が見つかります。

◆内在している汚れを落とし自由を獲得するための教え◆
「犀の経典」は、外界ではなく、自分の心に内在している汚れを落として、自由を獲得するための教えです。理解できる人は、苦しい社会で苦しみなく生きられます。悩み・嫉妬・落ち込み・憎しみ・不安・恐怖などの感情で満ちているこの世で、安穏・安心に生きられるのです。
目次
序文 宮崎 哲弥

「犀の経典」の読み方

1 幻覚から目覚める
第一偈 孤独は怒りではない
第二偈 愛着はタダではない
第三偈 友人の問題

2 自由に生きる
前置きの話
第四偈 家族愛
第五偈 自由に生きられる
第六偈 仲間の間にも規則がある
第七偈 楽しい関係も愛着をつくる
第八偈 孤独を維持する性格
第九偈 人の不満に対応できない
第十偈 孤独とは出家生活です

3 善き友と歩む真理の道
第十一偈 孤独者には善友が何より大事
第十二偈 同行者がなければ孤独行
第十三偈 朋友を賛嘆する
第十四偈 よいもの同士も騒がしい
第十五偈 個人に個性がある
第十六偈 心の安らぎを求めて

4 無色透明の心
第十七偈 欲は腫瘍である
第十八偈 孤独者には忍耐が欠かせない
第十九偈 雄象のように
第二十偈  一時的な安らぎ
第二十一偈 解脱は他から貰えない境地である
第二十二偈 無色透明の心

5 聖なる人は素顔で生きる
現代人の孤独と仏教の孤独行
第二十三偈 悪友を避ける
第二十四偈 賢者と付き合う
第二十五偈 娯楽は他人と混じること

6 心の独立宣言
精神的に一人で歩め
第二十六偈 孤独行者が捨てるもの
第二十七偈 快楽の連れは大苦である
第二十八偈 網を破る
第二十九偈 孤独行者は内も外も落ち着いている
第三十偈  出家して独りで生きる
第三十一偈 出家の生き方
第三十二偈 出家は心の掃除をする
第三十三偈 出家が禅定に入る

7 聖者は風のように
第三十四偈 出家が解脱を目指す
第三十五偈 生存の禍患を観察する
第三十六偈 孤独行者は解脱を確証する
第三十七、三十八偈 覚者の生き方(性格)
第三十九偈 慈悲喜捨を完成して世と対立しない
第四十偈  すべての束縛を破っている
第四十一偈 孤独行の結論―人間関係の本音を説く

廻向の文
慈悲の瞑想
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