その「正しい経営」が、企業価値を停滞させる。
ROE、PBR、KPI——指標を追いかけるほど、なぜ経営は空回りするのか。
東証の市場再編、PBR1倍割れの改善要請、加速するM&Aと非公開化。
資本市場のルールが大きく変わるなか、
多くの企業が「正しい」とされる経営努力を重ねている。
にもかかわらず、企業価値が上がらないのはなぜか。
本書はその順番が、逆であることを指摘する。
公認会計士としてPEファンドの最前線に立ち、
いまは自ら経営者として企業価値向上に伴走する著者は説く。
出発点は指標ではない。
株主・取引先・仕入先・従業員
——4つのステークホルダーの「期待」と「満足」から逆算し、
成長ストーリーを描き、現場で回し切る。
指標は、最後にチェックするだけでいい。
上場はゴールではなく、選択肢に過ぎない。
本書は、企業価値向上を「金融の専門用語」から「経営の共通言語」へと翻訳し直す。
経営者、CFO、経営企画——次の成長を本気で設計したいすべての人へ。
資本と経営をつなぎ直す、企業価値向上の「新しい教科書」。