親や夫に依存し、ひとりでは何も決められなかった著者が、離婚をきっかけに人生は一変します。
身内からの批判、仕事に就けない現実、子育てとの葛藤、そして実母の呪縛――。
これまで避けてきた“自分で決めること”が、容赦なく目の前に突きつけられました。
しかし、そのたびに立ちはだかる「前例がない」という壁を前にしても、「ルール違反でないのなら、自分が前例になりたい」と、真っ直ぐに道を切り開いていきます。
貧しい母子家庭の中で奨学金を受け大学進学。
ソーシャルワーカーとしての思いを胸に市議会議員へ。
政治の矛盾に心身を壊し、うつ状態で引きこもる日々も経験します。
決して平坦ではなかったその歩みは、弱さや痛みを抱えながらも、偏見や不公正に真っ向から向き合い続けた“誠実な人生そのもの”です。
本書には、
・子育てと自己実現の間で揺れる女性
・母親や家族の価値観から抜け出せず苦しむ女性
・シングルマザーとして自信を持てない女性
・常識の枠に生きづらさを感じている女性
・外からは「優秀」に見えても、自分を肯定できない女性
そんな女性たちを励ます数えきれないヒントがちりばめられています。
困難の中で夢を実現し、学びを深め、自分自身の人生を取り戻していくプロセス。
著者の体験と人柄は、現在の相談業務など、「自分が幸せを感じながら、人が幸せに生きることを応援する」という仕事の根底にも流れています。
人は、他人の人生に踏み込みすぎる必要はないし、誰かから踏み込まれる必要もない。
自分一人分の人生を精いっぱい生きる。その責任は「まず自分が幸せであること」。
著者の言葉には、生き方そのものから生まれる揺るぎない説得力があります。
あなたが自分の人生を生き直すきっかけになる一冊です。