仏教美術専門の歴史が深い奈良国立博物館。
そんな歴史をもつ奈良博が、約20年にわたるボストン美術館との日米研究交流を経て、実現した共同企画。
今回の展覧会では『法華堂根本曼陀羅』などボストン美術館が誇る世界最高峰の日本美術コレクションの中から、
南都絵画14件23点(予定)が里帰りし、日本が誇る南都仏画とともに一堂に会します。
展示は全8章で構成。
明治時代の神仏分離で失われた内山永久寺の至宝が約160年ぶりに再集結する点も見どころ。
さらに、最新の修理を終えた作品の初公開や、
親しみやすい公式キャラクター、音声ガイドなどの関連企画も充実しています。
1300年に及ぶ仏教美術の伝統を未来へつなぐ、史上初の大規模な試みとなっています。
展示室の構成
第1章法隆寺金堂壁画―日本仏画の黎明
第2章天平の彩り
第3章南都の平安仏画
第4章追憶の天平仏
第5章内山永久寺―南都仏師・絵仏師の競演
第6章南都仏教の復興と絵所
第7章春日曼荼羅と神々の絵画
第8章天平古典様式観の誕生―フェノロサ・天心・ボストン美術館