微生物学者、発酵食品のマタギになる
  • 発売日:2026/06/05
  • 出版社:ナイデル
  • ISBN:9784910985039

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微生物学者、発酵食品のマタギになる

微生物学者、発酵食品のマタギになる

通常価格 2,750 円(税込)
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商品説明
ごど、すしこ、ヤマガゼ、けいとまま、なめぜえ、ひしお、みずきじる……。
ある事情から発酵食品に取り憑かれた微生物学者。雪積もる冬には村の味噌玉づくりに参加し、口八丁手八丁、村人や菌類と友達になる。春になればミズキの切株についた、ジュクジュクの樹液酵母を見つけ興奮する。別の日には、味噌玉の起源を調べ、文献と郷土史の迷宮を彷徨いはじめる。さらには発酵が進んでドロドロになった食べ物に、微生物の多さを夢想し歓喜する。
そんな微生物学者とそれを静かに眺める同僚、二人の共著による本書には、発酵食品の生物学的・民俗学的知見が、ドロドロジュクジュク詰まっている!
目次
はじめに 微生物学者、味噌玉に出会う 
 
第1章  今も残る東北の味噌玉              
  味噌玉を探す   
  味噌玉と会う  
  岩手県の味噌玉たち   
  味噌玉を自作する   
  玉味噌の味   

第2章  ごど豆からヤマガゼまで            
  「あめる」と「ごど」  
  SNSから久慈市山根地区のごど豆を推定する   
  田野畑村に残っていたごど豆   
  ヤマガゼ なぜこれも大豆つながりなのか   
 
第3章  青森の発酵食を求めて                  
  会社員時代の私と乳酸菌  
  十和田 “ごど” との遭遇    
  “ごど” のバリエーションが豊かすぎる 
  津軽の “すしこ”                
  すしこの謎① なぜすしこは弘前にないのか?
  すしこの謎② なぜすしこはもち米で作るのか?  
  
第4章  味噌の歴史をさかのぼる   
  味噌の起源   
  青森・岩手両県における味噌製造の歴史   
  味噌玉の記録と形態  
   
第5章  味噌玉はどこから来たのか 
  味噌玉が連なる東北の “干す” 文化    
  アメルとゴド、再び   
  「ゴド」・「ゴト」の呼称とその分布    
  既存の文献による「ゴド」・「ゴト」の語源解釈     
  食品の腐敗を意味する方言「アメル」の分布    
  食品の腐敗を意味する方言「アメル」の記録    
  既存の文献によるアメルの語源解釈    
  私見① 東北地方で「アメ」ではなく「ゴ」を受容した理由     
  私見② 北方ルートもあるのか?    
  私見③ あるいは仏教伝来と共に?  

おわりに 微生物学者、味噌玉を通じて人々を知る

参考文献                                      
索引
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