本書は、ドラムのフレーズを数多く叩いて覚えるフレーズ集ではなく、叩く前の「リズムを感じる感覚」を磨くリズム改善練習の本です。足踏みや手拍子、カウント、リズムを歌う練習などを通して、身体・耳・頭を使って演奏の土台を育てます。
読むだけでは始まらない!動画と一緒に動いて、リズム感を鍛えよう。
「演奏が走る、もたる」「テンポキープが苦手」「ノリが出ない」——そんなドラマーの悩みに向き合う、リズム感の処方箋です。オールカラー&YouTube動画連動で、動きや音を確認しながら実践できます。
■足踏み・手拍子から、リズム感を鍛える
練習は、脱力、足踏み、手拍子、カウント、口でリズムを歌うことからスタート。身体で拍を感じ、音を聴き、次の拍を思い描く基礎練習を重ねながら、練習パッドやドラムセットでの演奏につなげていきます。
■リズムが安定しない原因と、改善方法がわかる
本書では、リズム感を「身体同期・聴覚分離力・時間感覚・グルーピング感覚・予測力」の5つの要素に分けて整理。それぞれの悩みを「症状・原因・改善方法」の順に解説し、自分がつまずいているポイントと、取り組むべき練習を見つけられる構成になっています。
■テンポキープや裏拍の捉え方を見直す
速いテンポを大きく感じる方法、遅いテンポを細かく捉える方法、メトロノームのクリックが鳴っていない間もテンポを保つ練習などを紹介。裏拍や休符の感じ方、他の楽器の音の聴き分け方、曲やフレーズをまとまりで捉える方法も学びます。
■動画と楽曲で、学んだ感覚を確かめる
QRコードからYouTube動画を視聴でき、身体の動かし方や手拍子、ドラムでの実践方法を確認できます。後半では、LiSA「炎」、米津玄師「Lemon」を題材に、身につけた感覚を演奏へ応用。巻末では「前ノリ・後ノリ」や、円運動、波、振り子などを使ったリズムのイメージ方法も紹介します。
「自分にはリズム感がない」「練習しているのに、演奏が安定しない」と感じている方へ。森谷亮太が、身体・耳・頭の使い方からリズムを見直し、安定したテンポと心地よいノリを身につけるための練習を紹介します。