特集1 原爆研究を拓く──「原爆アート」を手掛かりとして
特集「原爆研究を拓く」に寄せて 塚田修一・木下直子・深谷直弘
原爆と絵画――変容するイメージを読む岡村幸宣
広島の中のヒロシマ、広島の外のヒロシマ ——美術実践者の視点から 半田颯哉
闇の奥の奥、海の底の底、そして歩行 東琢磨
恫喝型パシフィズムと無臭主義的ニヒリズム 仙波希望
特集2 戦死者はいかにして〈我々の死者〉たりうるか?
戦死者はいかにして〈我々の死者〉たりうるか? 大澤真幸・井上義和
特攻隊員は〈我々の死者〉になりうるか――戦死者と遺書 佐藤信吾
想起する身体、変容する境界 佐々木知子
〈我々の死者〉はいかに歴史に位置付けられるか 松本昂也
かつて生者だった〈我々の死者〉の声を聞くために 柳原伸洋
例会報告 これからの「私たち」の歴史実践に向けて
わたしと歴史実践――『戦争のかけらを集めて―遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』を通して 白岩伸也
投稿論文
地方自治体における国防と防災の隔たり──隊友会の有事協力協定書に関する質問紙調査から 津田壮章
書評
ミリタリー・カルチャー研究会編『元自衛隊員は自衛隊をどう見ているのか―自衛隊退職者に対する意識調査・報告書』:「古くて新しい社会の分断」を乗り越えるための量的データ 前原明彦
野上元『私たちの戦争社会学入門』:軍事忌避社会のなかで「誰が戦うのか」を問う 井上義和
塚原真梨佳『戦艦大和の歴史社会学――軍事技術と日本の自画像』:軍事技術はいかにしてナショナル・アイデンティティーと結びついたか 森下 達
那波泰輔『「わだつみ」の歴史社会学』:「戦争体験」を生みだす構造 角田 燎