じゃんけんで一気にすすむちよこれいと上に行ったり下に行ったり
幼なごころと遊びごころが定型のしらべにのって浮遊する第一歌集。
(あとがきより)
今までチョロチョロ動いてきて
まわりを感じてなかったけれど
動けなくなると
まわりの豊かさに気づく
音や姿や匂い
うた
毎日手がけている 神社の花手水
有一さんの匂い
東京と療養先の窓の景色と二つからつくりました
機会をくださった米山さん
デザインしてくださったハザマさん
ありがとう
うたを教えてくれた有一さん
毎日のこともありがとう
生きる希望を
しんちゃん さきちゃん ありがとう
いつものごはんはみほこさん
長く助けてくれたすみこさん
ありがとうございます
ねたきりになって
それまできこえなかった音が
聞こえるようになった
きせつはじゅんぐり
めぐるめぐる
とりのこえ
植物の ふるまい
ひかり
ひかり
やみ
やわらかに
しなうかんかく
しなう 考え
昔ぽさぽさ
今しなやか
二〇二六年八月十一日