まえがき 中野春夫
序章 イントロダクション
シェイクスピア歴史劇受容史 中野春夫
第一章 『ジョン王』
ロンドンの経済発展とシェイクスピアの『ジョン王』 勝山貴之
第二章 『リチャード二世』
『リチャード二世』、極悪暴走王の娯楽化 中野春夫
第三章 『ヘンリー四世』
『ヘンリー四世』二部作にみる反戦の声――女性・フォルスタッフ・下層階級の男性 本多まりえ
第四章 『ヘンリー五世』
「軍神マルスの猟犬たち、飢餓と剣と炎」をめぐって――『ヘンリー五世』創作における劇作家の仕事 篠崎 実
「忍び寄るささやきと凝視する暗闇があまねく天下に満つる時」――一五九九年のロンドンと『ヘンリー五世』 竹村はるみ
第五章 『ヘンリー六世』
ジャック・ケイドはいかに表象されているか――反乱の狂騒と扇動政治のリアリズム 太田一昭
第六章 『リチャード三世』
『リチャード三世』における歴史の改竄と〈舞台上のマキャヴェリ的人物〉の孤立 末廣 幹
第七章 『ヘンリー八世』
「リトル・イングランド」からの歩み――ジェイムズ朝中期の歴史認識と『ヘンリー八世』 土井雅之
第八章 歴史劇のテクスト
英国史劇はシェイクスピア・フォリオでどのように読まれたのか――初期近代の読者/ユーザーが残した痕跡から 住本規子
索引・編著者紹介