もっと気軽に、もっと身近にドイツ語文学を楽しむ〈シリーズドイツ語文学〉。偉大な詩人リルケが〈子どもに聞かせるお話を大人に語る〉13の短編集です。神様の手はどんな形をしているの? どんな言葉を話すの? 子供たちはそう尋ねます。この朗らかな物語の中で、リルケは、聖書やロシア、イタリアへの旅から着想を得て、これらの問いに対する答えを探ろうとしています。なぜなら、神はどこにでも、たとえば小さな指ぬきの中にも隠れることができるからです。愛らしく、爽やかで、考えさせられる物語集。1965年刊行の名訳を復刊、一部表記を現代の読者向けにアレンジ。