新版 源氏物語論
  • 発売日:2026/10/30
  • 出版社:読書人
  • ISBN:9784911492093

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新版 源氏物語論

新版 源氏物語論

通常価格 7,480 円(税込)
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商品説明
2000年に刊行された『源氏物語論』(角川源義賞受賞)を、手に取りやすいハンディ版(小B6サイズ)で、「新版」として刊行。「『新版源氏物語論』のあとに」を新たに書き下ろす。源氏物語原文の引用元は、「新日本古典文学大系」に加えて、岩波文庫版の巻数・頁数を新たに付し、また「和歌初句索引」を設ける。親本の全文を見直し、巻末には、親本にはなかった「源氏物語系図」を掲載。全「54節」が、時を超えて新たに甦る。初学者から研究者まで、すべての源氏物語愛読者が利用できる大冊。
目次
第一章 和歌の力(第一節 歌人浮舟の成長―物語における和歌/第二節 光源氏の作歌をめぐり―地名歌枕/第三節 物語文学と和歌生活)
第二章 雨夜のしな定めと蛍の巻の〝物語論〞(第一節 雨夜のしな定めから蛍の巻の〝物語論〞へ /第二節 物語論―蛍の巻)
第三章 歴史をよそおう(第一節 もう一つの王朝の実現―源氏物語の本質/第二節 源氏物語と歴史叙述/第三節 越境する『源氏物語)
第四章 物語はじまる(第一節 桐壺院の生と死/第二節 藤壺―人物造型から見た/ 第三節 密通という禁忌の方法/第四節 源氏物語作品論―第一部)
第五章 物語と神話―夕顔/玉鬘(第一節 三輪山神話式語りの方法―夕顔の巻/第二節 かの夕顔のしるべせし随身ならびに惟光の会話文の一節/第三節 夕顔の娘玉鬘/第四節 神話としての源氏物語)
第六章 紫上(第一節 紫上の運命を縫いつける―知の論理/第二節 紫上/第三節 紫上系と玉鬘系)
第七章 末摘花という表象(第一節 末摘花の巻の方法/第二節 蓬生の君という表象)
第八章 守護する霊か、怨霊か(第一節 「六条わたりの女」と六条御息所/第二節 六条御息所のもののけ/第三節 怨霊/第四節 もののけの世界と人間の世界)
第九章 赤い糸と家を織る糸(第一節 明石の巻の赤い糸/第二節 夢に読む―家を織る糸/第三節 「うち見やる」「見あはす」「見返る」「見たてまつる」―運命の糸/第四節 柏木と古代性)
第十章 光源氏物語主題論(第一節 光源氏物語主題論)
第十一章 匂薫十三帖の時間の性格(第一節 匂薫十三帖の時間の性格)
第十二章 浮舟と「思ひ寄らぬくまな」き薫(第一節 形代浮舟/第二節 東屋、浮舟の巻の語り/第三節 「思ひ寄らぬくまな」き薫)
第十三章 逢うことと別れること(第一節 うたと別れと―物語歌に見る出会いと別れ/第二節 正妻候補者たち/第三節 性自認の曖昧性/第四節 「などやうの人々」との性的交渉)
第十四章 源氏物語と中国文学(第一節 故事そして出典―李夫人/飛燕ほか/第二節 長恨歌、李夫人、桐壺の巻/第三節 中国文学はいかに摂取されているか―長恨歌の鎮魂要素/第四節 白楽天の日本社会への受容)
第十五章 距離の創造としての伝奇、志怪、書記言語(第一節 光源氏物語のもうひとつの端緒の成立/第二節 書記言語の成立)
第十六章 異界と仏教要素(第一節 源氏物語に見る妖怪変化/第二節 物語を流れる水/第三節 異界と生活世界)
第十七章 世界の文学として読むために(第一節 世界の文学として読むために/第二節 源氏物語的時間/第三節 源氏物語の「今」/第四節「もののあはれ」の展開/五節 紫式部、時間意識)

あとがき
『新版源氏物語論』のあとに
初出一覧 
(英文)源氏物語の本質(ジャネット・ゴフ訳) 
(英文)神話としての源氏物語(マイケル・ケルシー訳) 

人名索引 
文献・作品名索引 
事項・説話索引 
和歌初句索引
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