■総 論■
Ⅰ 心臓移植における移植免疫とその検査の重要性
Ⅱ 日本と海外のクロスマッチ事情
Ⅲ 移植免疫検査の世界における歴史的発展
メモ 日本における心臓移植の新時代:心臓移植と植込型補助人工心臓が重症心不全治療の両輪に
Ⅳ 移植免疫検査
1・脳死下ドナーにおける検査フローチャート
メモ 抗体関連型拒絶反応(AMR)で生じる超急性拒絶反応
2・主要組織適合性遺伝子複合体(MHC)の概要と関連する細胞
1.ヒト白血球抗原(HLA)とは
2.HLA 領域の遺伝子地図と表記法
3.HLA(遺伝子)タイピングとHLA アレル(対立遺伝子)
4.交差反応性抗原グループ(CREG)
5.HLA を発現している細胞
1・T 細胞とB 細胞
a. HLA クラス I 抗原数
b. 形態学的特徴
2・リンパ球サブセット
a. T 細胞の種類と機能
b. B 細胞の機能
c. NK 細胞(ナチュラルキラー細胞)の機能
d. リンパ球サブセット
①臨床応用 ② IL-2R(インターロイキン-2 受容体) ③バシリキシマブ
コラム sIL-2R が高値を示す主な疾患および病態
6.免疫グロブリンG とサブクラス
Ⅴ 心臓移植における抗HLA 抗体検査
1.PRA
コラム フローサイトメトリー技術の原理
2.固相免疫測定法(SPI)(cell-free assay)
1・ FlowPRA ラテックスビーズ(IgG 抗体検出)法
2・Luminex ポリスチレンビーズ(IgG 抗体検出)法
a. IgG 抗体スクリーニング検査法
b. IgG 抗体特異性同定検査法
コラム nMFI とそのカットオフ値
c. C1q 補体結合性IgG 抗体特異性同定検査法
①ドナー特異的抗HLA-C1q 補体結合性IgG 抗体の臨床的意義と将来性
コラム non-HLA 抗体検査の意義
②抗HLA-IgG に含まれる補体結合性のある抗体(C1q)の2症例
コラム ドナー特異的抗HLA 抗体(DSA)がホモ結合またはヘテロ結合の考え方
コラム HLA 自然抗体
Ⅵ 心臓移植適応判定
1.心臓移植適応判定に必要な免疫学的適合性検査
2.ドナー選択に考慮する免疫学的適合性検査
3.非自己HLA 抗原への曝露イベントによる感作
4.心臓移植待機中の免疫学的適合検査
コラム ウイルス感染細胞
Ⅶ クロスマッチ
1.フィジカルクロスマッチと仮想クロスマッチ
2.フィジカルクロスマッチ
1・リンパ球細胞傷害試験
a. CDC クロスマッチ
b. AHG-CDC クロスマッチ
c. CDC クロスマッチとAHG-CDC クロスマッチの蛍光位相差顕微鏡写真
2・FCXM
3.日本における仮想クロスマッチ検査の流れ
コラム リンパ球クロスマッチ検査に影響するIgM 抗体
コラム リンパ球クロスマッチ検査に影響する薬剤-移植時に使用する薬剤
コラム 精度管理(Quality Control)の重要性
Ⅷ 脱感作療法
1・心臓移植における脱感作療法
2・心臓移植以外(献腎移植)における脱感作療法
Ⅸ 日本におけるレシピエント選択基準
Ⅹ ドナー発生時における入手可能なドナー医学情報
Ⅺ ドナー出現時のマッチングと注意点
Ⅻ 心臓移植における拒絶反応
1.細胞性拒絶反応と抗体関連型拒絶反応の発生機序と治療
2.急性細胞性拒絶反応(ACR)
3.抗体関連型拒絶反応(AMR)
コラム 心臓移植におけるリンパ球混合培養試験(MLR)
■ 臨床 移植前(移植待機中)■
Ⅰ 日本における心臓移植待機の特殊性
コラム 長期間VAD 装着での移植待機における注意点
Ⅱ 心臓移植待機中の抗体産生症例
1・輸血後抗体産生例
2・感染症後抗体産生例
3・免疫グロブリン療法
■ 臨床 移植時(ドナー発生時)■
Ⅰ 仮想クロスマッチ陽性、CDC クロスマッチ陰性例
1・症例提示A
2・症例提示B
■ 臨床 移植後(急性期から慢性期)■
Ⅰ 移植後AMR 治療
1・リツキシマブ治療
2・免疫グロブリン療法
Ⅱ 特殊な状況における移植免疫検査と免疫抑制療法
1・移植後怠薬による拒絶反応
2・COVID-19
Ⅲ 移植心冠動脈病変(CAV)と心臓再移植
1・移植心冠動脈病変(CAV)進展機序と治療
2・心臓再移植待機中の移植免疫検査