ローマ喜劇を読み直す プラウトゥス『バッキス・バッキス ーギリシアの恋の物語-』全訳付き

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ローマ喜劇を読み直す プラウトゥス『バッキス・バッキス ーギリシアの恋の物語-』全訳付き

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ローマ喜劇を読み直す プラウトゥス『バッキス・バッキス ーギリシアの恋の物語-』全訳付き

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ローマ喜劇はギリシア新喜劇との対照性で論じられてきた。その方法論自体を全的に拒絶し「ローマ喜劇は読み直すべきだ」と主張するのが本書である。 前世紀に出されて現代も権威を保つ定番研究書がそれぞれ批判される。舞台構造や人物の会話に関する伝統的通説には真の根拠などなく、常識とされてきた事柄は論者の演劇への無知から来た迷信であると断定される。扉の開閉への言及を舞台上の扉の実在の根拠と解釈する通例などは、「言葉イコール物体」という西洋古典学者的誤謬の実例として「ローマ喜劇研究の悲劇の始まり」とまで揶揄される。 演劇の世界史におけるローマ喜劇の貴重さは特に強調されて、その生命の歴史的短さへの説明として日本の伝統的作劇理論にある「世界」と「趣向」という用語が応用されているのも特色である。個々の作品の解釈にも新説は出され、比較的軽視されてきた作品の全訳が付録として巻末に置かれている。
目次
前書 ある問いに始まる
第一章 ローマ喜劇へどう向かうか
第二章 ローマ人と演劇
第三章 二人の劇作家の成功
第四章 ローマ喜劇の「劇場」
第五章 ローマ喜劇の「世界」と「趣向」
第六章 『バッキス・バッキス』を読む
後書らしからぬ後書

付録  プラウトゥス『バッキス・バッキス ―ギリシアの恋の物語―』全訳
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