- 発売日:2026/05/27
- 出版社:湘夢書屋
- ISBN:9784911794005
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晩年の奥原晴湖
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商品説明
明治画壇の中でも多くの門人を抱え、絶頂を極めた「墨吐烟雲楼」時代。やがて、その世間的な評価を離れて熊谷へ隠棲したのち、奥原晴湖は何と向き合っていたのか。
本書は晴湖が遺した古漢語の一次資料―小冊子『繡仏草堂三十六篇』の序文や、晴湖が春暢家塾で講じた『二十四詩品』の美学―について、全訳と精緻な注釈を施すことで、彼女が直面した深い挫折と、そこから立ち上がる強靭な文人精神の軌跡を浮き彫りにする。
「松渓雨霽図」をはじめとする晩年の傑作群からは何が見てくるのか。緻密な点描や点苔、特異な高遠・闊遠画法の交錯によって描かれた水墨山水は、けっして西洋画法への接近などではなかった。むしろ読書人としての晴湖が獲得した「有相唯識」による似外現(じげげん)の可視化であった。
晴湖の描く世界は、実体のない空(くう)の世界と、識(こころ)が生み出す造化のダイナミズムを証明する詩画藝術の結実なのである。
難解な漢語の林を抜け、晩年の晴湖が辿り着いた「魂の軌跡」に触れたいと願う読者に贈る、渾身の学術的探求。
晴湖の作品や創作ノート『繡仏草堂三十六篇』など、カラー図版多数。
本書は晴湖が遺した古漢語の一次資料―小冊子『繡仏草堂三十六篇』の序文や、晴湖が春暢家塾で講じた『二十四詩品』の美学―について、全訳と精緻な注釈を施すことで、彼女が直面した深い挫折と、そこから立ち上がる強靭な文人精神の軌跡を浮き彫りにする。
「松渓雨霽図」をはじめとする晩年の傑作群からは何が見てくるのか。緻密な点描や点苔、特異な高遠・闊遠画法の交錯によって描かれた水墨山水は、けっして西洋画法への接近などではなかった。むしろ読書人としての晴湖が獲得した「有相唯識」による似外現(じげげん)の可視化であった。
晴湖の描く世界は、実体のない空(くう)の世界と、識(こころ)が生み出す造化のダイナミズムを証明する詩画藝術の結実なのである。
難解な漢語の林を抜け、晩年の晴湖が辿り着いた「魂の軌跡」に触れたいと願う読者に贈る、渾身の学術的探求。
晴湖の作品や創作ノート『繡仏草堂三十六篇』など、カラー図版多数。
目次
目 次
序
第一章 隠棲後の奥原晴湖
第一節 『繡仏草堂三十六篇』
第二節 小冊子「自序」の解読
第三節 詩画藝術の創造
第四節 その他の縮図冊子
第二章 奥原晴湖の詩画藝術
第一節 「墨吐煙雲楼」時代の作品
第二節 「繡仏草堂」(のちの繡水草堂)製作の詩画
第三章 「松渓雨霽図」との邂逅
第一節 山水とは何か
第二節 奥原晴湖と山水画論
附録一 奥原晴湖関係年表
附録二 舞原諶一述「晴湖奥原先生伝」
附録三 『繡仏草堂三十六篇』自序七種図版(帙・小冊子表紙・原文)
附録四 『観所縁縁論』
跋
参考文献
『二十四詩品』語彙索引/語彙索引/書名索引/人名索引
序
第一章 隠棲後の奥原晴湖
第一節 『繡仏草堂三十六篇』
第二節 小冊子「自序」の解読
第三節 詩画藝術の創造
第四節 その他の縮図冊子
第二章 奥原晴湖の詩画藝術
第一節 「墨吐煙雲楼」時代の作品
第二節 「繡仏草堂」(のちの繡水草堂)製作の詩画
第三章 「松渓雨霽図」との邂逅
第一節 山水とは何か
第二節 奥原晴湖と山水画論
附録一 奥原晴湖関係年表
附録二 舞原諶一述「晴湖奥原先生伝」
附録三 『繡仏草堂三十六篇』自序七種図版(帙・小冊子表紙・原文)
附録四 『観所縁縁論』
跋
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『二十四詩品』語彙索引/語彙索引/書名索引/人名索引
晩年の奥原晴湖
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