季刊民族学196 特集 フィールドで読み解くラテンアメリカ文学

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季刊民族学196 特集 フィールドで読み解くラテンアメリカ文学
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商品説明
日本人にとって、地理的にも歴史的にも隔たりが大きいと思われてきたラテンアメリカ文学だが、近年は翻訳文学の広がりも相まって関心を寄せる人が増えつつある。2024年に、コロンビアの作家ガルシア・マルケスの『百年の孤独』が、海外文学としては異例のヒットを記録したこともその後押しとなっているだろう。
本特集で取りあげるのはメキシコ、チリ、アルゼンチン、ウルグアイの作家だ。研究者みずからが実際に作品の舞台となった地を訪ね、作家の足跡をたどる紀行文が10編収録されている。多様なラテンアメリカ文学の「聖地」をめぐる旅が、いま、ここから始まる。
目次
000 表紙
001 目次
002 特集「フィールドで読み解くラテンアメリカ文学」
004「マコンドからマッコンドへ──僕たちの『聖地巡礼』」安保寛尚(立命館大学教授)
010「澄みわたる大地を歩く──カルロス・フエンテスとメキシコシティ」藤井健太朗(東京大学大学院博士後期課程)
016「『ここ』と『どこか』が共存する都市──メキシコ モンテレイの現代文学」仁平ふくみ(京都産業大学准教授)
022「ミケル・ルイスが書くチャムラの現実」鋤柄史子(琉球大学講師)
029「サンティアゴ・デ・チレ、詩人たちのタペストリー」安原瑛治(イギリス・ケント大学博士後期課程)
036「かなしみの街──アレハンドロ・サンブラが書くサンティアゴ」新谷和輝(名古屋外国語大学助教)
043「コロネル・バジェホスへの帰還──マヌエル・プイグの作品舞台を歩く」山田美雪(白百合女子大学非常勤講師)
050「倒木もまた、森なのだ──あわいに根を張る日系作家アレハンドラ・カミヤとブエノスアイレス」山辺弦(東京経済大学准教授)
058「ラプラタの河口の〈展望塔〉で──フリオ・エレーラ=イ=レイシグ」棚瀬あずさ(東京大学大学院准教授)
064「クリスティーナ・ ペリ=ロッシの『従わない娘』とウルグアイの記憶」南映子(中央大学准教授)
070「マリオ・ベネデッティの『束の間の』と49歳の秘めごと」安保寛尚
078 日本万国博覧会記念公園シンポジウム2025「新たなレガシー──2025年大阪・関西万博を後世へ」𠮷田憲司(国立民族学博物館 名誉教授/前館長、大阪・関西万博シニアアドバイザー)/中島さち子(株式会社steAm代表取締役、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー)/岩田泰(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 運営総括室長)/永山祐子(建築家)/佐野真由子(京都大学大学院教授)/關雄二(国立民族学博物館長)/中牧弘允(千⾥⽂化財団理事⻑)
097 連載 野僧記──映像人類学者のオートエスノグラフィー 第5回
「園舎から縁舎へ──記憶の断片と、国境を越える祈り」川瀬慈(国立民族学博物館教授)
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