はじめに
一章 ロボットというテクノロジーと社会実装の現在地
ロボットとは何なのか?
ロボットがもたらす三つの価値
ロボットの原型と実世界での活躍
ロボット大国としての日本の実力
新しい領域でのロボット活用の始まり
なぜロボットに期待が集まるのか?
特定の分野だけ広がるロボット活用
日本に対する海外からの手厳しい指摘
新分野でのロボット活用が進まない理由
ロボット・トランスフォーメーション(RX)の必要性
RXを成功に導く三つのアプローチ
ロボット活用の有無で差が出る時代へ
RXは経営戦略に紐づく
二章 ロボットが社会実装されるために大切なこと
ロボットには強い「魔力」がある?
「魔力」を振り払うために現場を知る
ロボットの「魅力」を引き出すためのポイント
ポイント① デジタルの前にアナログなトランスフォーメーションを
ポイント② 現場にあるのはヒントであって答えではない
ポイント③ 必ずしも人の能力を超えなくてもよい
ポイント④ 必ずしも完全自動化を目指す必要はない
ポイント⑤ 人のスキル・能力を最大限に活かす
ポイント⑥ ユーザーとメーカーで環境を整える
ポイント⑦ PoC死しないようにする
ポイント⑧ メーカーがユーザーになってもよい
ポイント⑨ 必ずしも単独でやりきる必要はない
ポイント⑩ ロボット単体ではなく、全体のコストを考える
ポイント⑪ 必ずしもロボットを売らなくてもよい
ポイント⑫ ダブルハーベストで課題解決装置としてのロボットの活用を
ポイント⑬ 事業より前に世界観を共創する時代
三章 自動化の次の新たなロボットの使い方
良質な問いを共創する時代
自動化と自己拡張
ウェルビーイングと自己拡張
量的拡張と質的拡張
質的拡張の質に対する理解を深める
社会的な拡張は社会全体をウェルビーイングにする
一人ひとりの心の豊かさを支援する
人と人との関係性を支援する
人と地球との関係性を支援する
制御しない制御へ拡大するロボティクスの役割
北極星としてのウェルビーイング
これからのロボット業界に必要なもの
そして、くらしのインフラへ
ますます高まる人の重要性
逆に、人が何をしたいのかを考える
おわりに ロボットを融かすための開発