「寄り添う」から「立ちあう」へ
「ケアする/される」の関係をほどき、
人と人が共に在る新しいケアへ
国内外の絵本作家との協働で生まれた
対話をひらく8つの表現ワークを収録
本書は、支援職の方だけに向けられた専門書ではありません。
生きる旅の途中にいる、すべての人のためのワークです。
支えることと支えられることが循環していく関係を大切にしています。
描いたもの、語ったこと、そして沈黙さえも、
あなたの中の「わたし」に出会う時間になるでしょう。
村中 李衣〈児童文学作家・児童文学者 山口学芸大学客員教授〉
絵図ワークは、言葉になる前の感情や記憶を外在化し、
本人と支援者のあいだに共有可能な第三の場をつくり出すことで、
語れなかった経験に触れるための新たな通路を開く。
また、支援者と本人の関係性を水平化し、
支援者が「語らせる者」から「共に受け取る者」へと変化することを促す。
これは、支援文化そのものを柔らかくし、
対話的で応答的な支援へと転換する可能性を持っている。
なかじま まなぶ〈中島学 福山大学人間文化学部教授〉