少年探偵のデジタル・スケッチパッド 第1巻
  • 発売日:2025/12/01
  • 出版社:紡出版
  • ISBN:9784991459702

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少年探偵のデジタル・スケッチパッド 第1巻

少年探偵のデジタル・スケッチパッド 第1巻

通常価格 1,500 円(税込)
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  • 発売日:2025/12/01
  • 出版社:紡出版
  • ISBN:9784991459702
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商品説明
僕らは、見えないものを探している。

東京から埼玉県加須市へ引っ越してきた、春。小学五年生の海堂悠人は、新しい教室にうまく馴染めずにいた。言葉で気持ちを伝えるのが苦手な悠人にとって、父から贈られた「デジタル・スケッチパッド」だけが、世界とのちょうどいい距離だった。誰にも話しかけず、ただ景色を写し取る。それでいいと思っていた。

その距離を壊したのは、クラスメイトの野口穂乃香だった。明るくて、まっすぐで、少しも遠慮がない。彼女に引っぱり出されるようにして、悠人の止まっていた時間は、ゆっくりと動き出す。

穂乃香の祖父・健三は、鯉のぼり職人だった。一年前に亡くなった祖父の遺品から見つかったのは、古びた一枚のスケッチ。加須の町が描かれたその絵には、なぜか一本だけ、消された線があった。

消えた線は、何を意味するのか。なぜ祖父は、それを消したのか。

パッドの解析機能が線をよみがえらせたとき、二人は知ることになる。四十年前、この町の地下で計画されていたこと。そして、たった一人でそれを止めようとした職人がいたことを——。

見えないものにも、守る価値はあるのか。

観察すること。目に見えないものを、見えるようにすること。それは、誰かの誇りを見つけ出す力でもあった。

埼玉県加須市を舞台に、子どもたちが町に埋もれた記憶を掘り起こしていく。テクノロジーと人情が交差する連作シリーズ、開幕の第一巻。
目次
序章 引っ越しの道・・・5
第一章 転校の孤独と芽生える関心・・・13
第二章 消えた線・・・35
第三章 記憶の館の電波・・・71
第四章 うどんと水の暗号・・・101
第五章 データの向こう側・・・125
第六章 三県境への旅・・・151
第七章 水脈の警告・・・179
第八章 新しい日常・・・203
終章 新しい朝・・・215
あとがき・・・223
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