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発売日:2026/02/01
出版社:
ITクオリティ
ISBN:9784991466106
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測位学
測位学
市原 明彦
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本書は、測位技術を体系的に理解するための専門書である。GNSS(全球測位衛星システム)を中心に、測位に必要となる基礎理論、測位方式、誤差要因、座標系や時刻系の考え方などを整理し、実務および研究の双方で活用できる知識としてまとめた。第1巻となる本書では、測位技術の背景となる物理・数学的基礎から出...
商品説明
本書は、測位技術を体系的に理解するための専門書である。
GNSS(全球測位衛星システム)を中心に、測位に必要となる基礎理論、測位方式、誤差要因、座標系や時刻系の考え方などを整理し、実務および研究の双方で活用できる知識としてまとめた。
第1巻となる本書では、測位技術の背景となる物理・数学的基礎から出発し、測位システム全体を俯瞰できる構成とした。個別技術の断片的な解説にとどまらず、「なぜその技術が必要なのか」「どのような前提のもとで成り立っているのか」を重視し、設計・評価・運用に携わる技術者が自ら考えるための足場を提供することを目的としている。
測位技術に初めて本格的に向き合う技術者・学生から、実務経験を持つ技術者まで、基礎を整理し直したい読者に向けた一冊である。
目次
第Ⅰ部:基礎編(第1章~第3章)第1章 序論:位置情報の社会的・経済的インパクトと技術的課題を俯瞰。GPS産業の経済規模(米国で年間1.4兆ドル)から、日本の位置情報サービス市場の成長(2020年2.4兆円→2025年5.2兆円見込み)まで、具体的なデータとともに解説します。第2章 センシング...
目次
第Ⅰ部:基礎編(第1章~第3章)
第1章 序論:位置情報の社会的・経済的インパクトと技術的課題を俯瞰。GPS産業の経済規模(米国で年間1.4兆ドル)から、日本の位置情報サービス市場の成長(2020年2.4兆円→2025年5.2兆円見込み)まで、具体的なデータとともに解説します。
第2章 センシングとしての測位:位置情報を「空間認識のためのセンシング技術」として再定義。時空間の本質、センサーとしての測位システム、意味的測位への拡張など、概念的な基盤を確立します。
第3章 測量の基礎:座標系、基準点、誤差理論といった数学的基礎を解説。楕円体高・ジオイド高の関係、測地系の変遷、GCPとICPによる座標変換など、すべての測位技術に共通する理論的土台を築きます。
第Ⅱ部:技術編(第4章~第10章)
第4章 衛星測位(GNSS):GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、みちびき(QZSS)といった衛星測位システムの原理と実装。DOP、マルチパス、RTKとPPPの違い、環境別の精度特性を詳述します。
第5章 慣性航法とデッドレコニング:IMU(慣性計測装置)による測位の原理、ZUPTによる誤差補正、GNSS/INS統合システムの3つの結合方式(疎結合・密結合・超密結合)を、カルマンフィルタの実装とともに解説します。
第6章 電波測位:Wi-Fi、Bluetooth、UWB、5Gといった無線技術による屋内測位の原理と実装。TOA、RTT、TDOA、AOAといった測位方式の比較、電波指紋技術の詳細を扱います。
第7章 SLAM:地図と測位の同時実行という革新的技術の全体像。Visual SLAM、LiDAR SLAM、ループクロージャ、Graph-based SLAMの原理から、ORB-SLAM3などの最新実装まで網羅します。
第8章 リモートセンシング:測位技術を支える「眼」としての役割。光学センサー、SAR/InSAR、ハイパースペクトルセンサー、LiDAR、衛星画像の測位への統合方法を解説します。
第9章 宇宙測地:VLBI、SLR、GNSSによる基準座標系の構築と維持。さらに、パルサー航法(XNAV)という、宇宙探査における自律測位の最先端技術を詳述します。
第10章 技術編のまとめ:6つの技術を横断的に整理し、技術選択のための評価軸(精度、可用性、コスト、リアルタイム性、環境耐性)を提示します。
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